
アオシマの真・大戦機シリーズは,組みやすく精密感もあるので評判がよいそうです。実は,日の丸を汚してしまい,応急処置をしています。デカールを部品請求で手に入れなくては・・・。

菅野大尉を乗せました・・・というか,フレディ・マーキュリーみたい・・・モニター上で実寸の2倍以上に拡大しているので許されよ・・・。
菅野直大尉は,個人撃墜48機共同撃墜24機の海軍のエースパイロットで,大戦末期に屋久島上空で自機(この時には,いつもの15番に乗っていなかった)の機関砲の爆発で主翼に穴が空き,未帰還となったそうです。ということは,ひょっとしたら,運良く生き延びていたという可能性もあるのですね。現在,某コミック(某"漂流者"・・・連載によく穴が空く)では,異世界で獣人達に空の神様として畏れられ,某救世主の軍勢相手に大暴れしております。

五六式の父親は,大戦中,学徒動員によって兵庫県の川西航空の工場で紫電改の主翼の桁を作っていたことがありました。材料のジュラルミンには毒性があり,作業中に怪我をすると,ずっと傷口が塞がらなかったそうです。それに加えて,とにかく,ずっとお腹が減っていて,それが辛かったそうです。同郷の高女(高松高等女学校)の子や沖縄の子(本土の子に比べて小柄だった)も動員されていて可哀想だったと言っていました。爆撃で川西航空の工場が壊滅し,高松に帰ってきたら,そこも空襲されたあとで,高松港から栗林公園まで何もなくなっていたそうです。父親は,当時,15〜16歳の少年だったのですが,自分だったら耐えられそうにありません。昔の男の子はしっかりしていたんだなぁ・・・。
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