2023年05月01日

佐賀県へ焼き物の旅 その2

2日目です。午前中は,伊万里市の大川内山の伊万里窯元市へ、そして,午後は,有田町の有田陶器市へ。

大川内山へのバスの便は少なく,無理をして始発のバス(平日のみ7時台の便があります。これは,通学バスとしての役目も負っています。)に乗りました。到着は8時前,9時になってお店や施設が開くまでは,町並みや景色を眺めながら散策するという作戦です。

IMARI

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駐車場から見学の起点鍋島藩窯橋です。

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ここから,坂を上ってまずは秘窯の里を軽く一周しました。一帯の景色は,それはもう見事なものです。伊万里市は,アニメ"ゾンビランドサガ"の聖地ということなのでファンの人には更に楽しいスポットだと思います。

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休憩所のおばさんの話によると,周囲の山は,昔は,岩肌むき出しの灰色の景色だったそうです。それが,誰が植林するでもなくいつの間にか木に覆われてしまったと・・・。おばさんによると,鳥が種を運んできたんじゃないだろうかということでした。

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登り窯がありました。

そうこうしているうちに9時になったのでお店巡りをしていくつか買い物をしましたが,それらについては別項で。ここは,それぞれの窯元のお店を気軽に観て歩くことができたのでお買い物がし易かったです。ここでは、スタンプラリーをやっていました。それは,5つの店舗で買い物をしてスタンプをもらうとガラポンで賞品がもらえるかもしれないというものです。地図を兼ねたスタンプの台紙は,イベントの入り口や各店舗でもらえます。

・・・当たりました。

¥5000相当の賞品だそうです。中身が分からない大中小の箱が選べるのですが,中ぐらいの箱を選びました。細長い箱だったので花瓶かと思ったら・・・。

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奥さんや娘が気に入っているようで奥さんの手芸部屋に直行しました。

昼食をここでいただいた後、バスに乗って伊万里駅まで帰りました。

ARITA
伊万里から有田へは,JRではなくMR(松浦鉄道)で行きます。これも,ラッピング電車です。

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有田駅周辺も新緑が美しい・・・。駅の出口で公式ガイドブックがもらえました。

陶器市の会場は,何と,田駅から上有田駅までの道路沿いで,その間、びっしりとお店が出ていました。今までの2つのイベントとは違う圧倒的物量にびっくりです。駅に近いお店には,いろいろな窯元から仕入れたものを売っているお店もありました。また,イベントに合わせて他の産地の出店もありました。とにかく,種類も量も多くて今回巡った陶器市とは違っています。

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日産自動車が協賛して焼き物の模様でラッピングしたリーフを展示していました。

奥さんは,普段使いのお皿やお土産用の箸置きを買って当初の目的を達成しました。

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1時間半ほど歩いたのですが,地図の1/4ほども進んでいません。ここから更に進むと有田の窯元の店舗がたくさん並んできて上有田駅と至るのですが,バスがあるうちに岡山に帰らなければならないので,欲しかったアイテムを購入しつつ駅まで引き返しました。

博多まで帰って夕食に博多ラーメンを食べてお土産を買う予定でしたが・・・新幹線の構内には博多ラーメンのお店が無かった・・・涙・・・。乗り換えの時に在来線の構内で食べるべきだったのであった・・・涙・・・。
しかも,何たることか,岡山駅に帰ったら駅舎に博多ラーメンのお店があって営業中であった・・・涙・・・。

ま,おとなしく虹バスに乗って自宅に帰ったのですが・・・。お家に帰るまでが旅行です。

3つの陶器市を見て回りましたが,それぞれに魅力的でした。

・唐津市

作家さんのギャラリーとしての性格も併せ持つ催し物。新進作家をPUSH。

唐津の城下町を観光して回る楽しみもあり。

・伊万里市 大川内山

各窯元のお店を気軽に回れる。

景色が抜群。秋は,紅葉も楽しめる(秋にも催し物があり。)。

交通の便が悪いのでタクシー利用も考慮に入れる必要あり。(駅の観光案内所でタクシー会社の電話番号が分かるメモがもらえました。)

・有田町

圧倒的物量。

作家性とかにこだわらず買い物をするだけならここ1択。飲食の出店も多い。
posted by 五六式 at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | お出かけ