2014年08月24日

三菱500 1960〜1962 QC-029

この夏休みには,たくさんの旧車と遭遇しましたが,写真を撮れたものはほとんどありませんでした。

トヨタ 2000GT
日産 ブルーバード(510)
日産 サニー(初代)
スバル 360
ルノー 4   
VW VWバン  などなど・・・みなさん,もの持ちがよろしいこと・・・

先日,いつもと違った道を通ってJR児島駅を目指していると,見慣れない車が・・・

調べてみると,三菱ミラージュやコルトのご先祖様,500(これも,チンクチェントっていうことかな?)という車だと判明しました。さすがは,三菱自動車の工場がある岡山県(工場は,倉敷市水島。そして,500を目撃したのは,お隣の倉敷市児島)。

mk-2

<実車について>

三菱重工業の戦後初の自社製作乗用車で,空冷,直列2気筒493ccOHVエンジンをRR形式で搭載する。最高出力は21PS/5000rpmで最高速度は90km/h。現在の規格であれば,車体寸法,エンジン排気量,ともに軽自動車の範疇に入る。血統としては,ゼロ戦(零式艦上戦闘機)の子孫の一つとも言える自動車。

大戦中の日本の飛行機のエンジンは,空冷式が主流でした。ラジエターがない分,軽くて構造がシンプルな反面,高地や気温が高いときには性能が低下します。戦後しばらくは,スポーツカーでさえ,空冷式のエンジンを積むものがたくさんありました。・・・ポルシェも空冷式だったし・・・

液冷式のエンジンは,熱ダレしにくいので,性能的には空冷式を凌ぐのですが,なんせ,昔のことですから軽く作れないし,部品の精度が要求されるので動作不良(オイル漏れとか・・・)も起こし易いという・・・ほとんどメンテなしでも元気に回る現在のエンジン(液冷式が主流)の技術は素晴らしいですね。

mk-2

何と,三角窓(換気ができる。若い人達には分からないだろうなぁ・・・)を追加装備したモデルがDXという位置づけ。エアコンやカーステレオもなし,ナビなんてとんでもない。3速マニュアルトランスミッション搭載車のみで,オート・マチック車は存在しない。現在の装備品てんこもりの自動車とはかけ離れた存在である。1960年より2年間生産,以降,三菱コルト600としてフル・モデルチェンジする。

はじめは,スズキのフロンテ(初代)かと思ったのだけれど,それにしては大きいのでよくよく見てみると,すごいものでした。ナンバーも付いているし,さびも浮いていないし,ばりばりの現役ですよ!!
posted by 五六式 at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 旧車
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/102684703
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック