
<実機について>
1957年日本に誕生したメカとロボット製造会社「CHUBU Mechatoronics」(メカトロ中部)が開発した児童専用メカトロボットがメカトロウィーゴである。「ウィーゴ」は,過疎地での通学やレクリエーションに使われることを想定して開発され,強固なボディは,犯罪や事故から児童を守るためのものである。

<キットについて>
接着剤不要のスナップフィットキット(フィギュアは,接着剤使用)で部品は,4色(透明のものを含む)で成型されており,塗装なしでも設定に近い仕上がりとなります。
長年,飛行機のハセガワとしてがんばって来た(艦船模型もミニAFVもがんばっています)ハセガワさん,1986年に(もう,30年になるのかい・・・)自動車のキットをリリース,初期には,不慣れなところが見られましたが,最近では,1/24サニートラックなど素晴らしい製品を送り出しています。
キャラクターモデルでは,2001年にマクロスシリーズで本格参入,やはり,初期には組み易さでバンダイさんに負けていましたが・・・何と言うことでしょう(before afterみたい)・・・。今回のウィーゴの組み易く,塗装し易いこと・・・部品点数は,1体当たり,70弱,とフィギュアの部品少々,塗装無しなら,半日で2体組み上がります。
・左右非対称の部品には,ランナーの部品番号のタグの裏にLRの刻印がしてあります。もちろん,部品の精度もばっちりです。とは言うものの,機体フレームと後部の外装は接着してやらなければならないようてす(説明図の17番の工程)。
・細かく塗装指定がされていますが,内外装とも,気ままに色を選んでもよいでしょう。
・足首にセットするポリキャップがとても取り付けにくいです。これは,足首の部品に部品B13または,B14を差し込んでそれに件のポリキャップを差し込み,その後,部品B13または,B14を引っぱることによって容易に取り付けることができます。その後,部品B13または,B14を抜き取り,靴底の部品(C10)を付けると足首が完成です。
・説明書の番号7と11の工程で部品B13または,B14の一部をカットすると膝が可動するとあります。五六式は,青の方は,部品の加工なし,ピンクの方は,部品の加工ありで作ってみましたが,部品をカットすることによるデメリットは感じられませんでした。