展示は,生命の誕生から現在に至るまでの様々な生物の化石や模型の展示,NHKで放送した"生命大躍進"のビデオ映像の上映などが中心でした。バージェス頁岩動物群の化石の展示だけかと思っていたら,古代魚や原始哺乳類,恐竜から私たち人類の進化の過程を辿る化石まで盛りだくさんの内容でした。

TVでは,大きい生き物も小さい生き物も画面いっぱいに映るのでなかなか大きさの実感が掴めないのですが,今回展示されている化石や模型は,実物大の物が多く,とても勉強になりました。アノマロカリス君は,小学生の子どもくらいの大きさがあって,今でも海や川に住んでいたら出くわしたくない感じでした。一方,これまた有名なハルキゲニア君は,せいぜい毛虫くらいの大きさ,その怪異な姿からくるインパクトの割には,大したことのないやつでした。

恐竜の化石の展示も予想外にたくさんありました。やっぱり,恐竜には華がありますね。個人的には,特に,キャスモサウルスの展示が良かったです。顎の裏側から口内を覗けたので歯の付き具合がよく分かりました。

ドーモくんも背中にアノマロ君を背負って会場に来ていました。NHK,力を入れているなぁ・・・。

愛媛県美術館では,黄金のファラオと大ピラミッド展も開催中(ミュージアムショップで売っていたファラオと女王のぬいぐるみが微妙な感じでナイス!!記念撮影用の黄金のマスクも微妙)でしたが,帰りの時間もあるのでパスして,午後からは,松山城を見学しました。
まずは,リフトとケーブルカーの乗り場まで移動して(ここのチケットは,リフトとケーブルカーとどちらにも有効)リフトで初春の景色を楽しみながらを山を登り,城門の手前の売店でお昼ご飯を食べたりおみやげを選んだりしました。
すカレーうどん,ジャコ天,美味しゅうございました。
お腹と心が満たされた後,コンクリート作りではない,本物のお城である本丸を見学してから(にわか歴女の娘は大喜び。階段は,昔ながらの急な物で大変でした。)帰路に着きました。
帰りは,道の駅に寄りたいと言う奥さんのリクエストに従って国道11号線から帰ることにしました。結果的には石鎚山ハイウェイオアシス館にしか寄れなかったのですが,一般道を通るのは,なかなか味があってよい物です。昔は,11号線で松山から高松まで帰る途中,何度も渋滞に巻き込まれたもので,特に,伊予三島あたりは,東西に走る道が少ないので難儀しました。しかし,今回は,大した渋滞があるでなく,すっきりと通れました。みんな,自動車道を通っているのかなぁ・・・。