最近,涙もろくなったのか,"君の名は"を観て泣き,"魔法使いの嫁 5巻"を読んで泣き,本部のおっちゃんのかっこよさ(ピクルを助けた!!)に感激し,アオシマのUS-2とニンジャを見て泣く・・・。というぐらい今回のアオシマさんの新キットはうれしいものでした。何で,ヘリの◯ジミがキット化せんのや!!何でひこーきの◯セガワ(昔,UH-1で失敗してるし,ま,いいか・・・)がキット化せんのや!!何で◯ミヤはイタレリにキット化してもらってウォーバードにラインアップせんのや!!と思っていたのは五六式だけではないでしょう。
<実機について>
陸上自衛隊のOH-6観測ヘリコプターの後継機として1997年に正式採用,2000年に量産1号機が納入された。
攻撃ヘリに多く見られる直列複座の機体でコクピットの直後に複合センサーを装備,生存性を高めるために自衛用の対空ミサイルポッドを搭載する。テールローターは,アエロスパシアルガ特許を持っていた(現在は,特許の期限切れになっている。)フェネストロン方式で,更に,8枚のローターブレードは,風切り音を小さくさせるために不均等に配置されている。
その運動性は,宙返りや機首を上に向けての垂直上昇などのアクロバット飛行もこなせるほどに優れている。

箱に比べてキットは小さいです。もちろん,必要十分の部品数となっています。

塗装に差し障りがない程度に部品を接着した後,仮組みしてみました。
<キットについて>
初回特典でおまけ資料が入っています。
胴体部品を切り離すとき,垂直尾翼の先の衝突防止灯を切り飛ばさないようにしましょう。
胴体部品の張り合わせがタイトです。スナップフィットみたい。要調整です。
ミサイルポッドの合わせ目は,埋めてはいけないみたいです。
ローターハブやテールローターなど,繊細な部品が多いです。慎重に取り扱いましょう。
キャノピーのふくらみをスライド金型で再現してあります。

アオシマさんのBLOGにも書いてあったように,排気管の縁は,薄くなるように成形されていますが,更に薄くするとよいとのことです・・・納得・・・。リベットが細かく打ってありますが,これをいかしたままあちこち部品の継ぎ目を処理するのが大変そう・・・。
アオシマさんの飛行機キットといえば,青い◯嵐とか,◯雲とか,他のメーカーが出さないキットだけれど,完成度は???なものというイメージがありました。しかし,真大戦機シリーズが出てそのイメージは覆されました。(真大戦機シリーズは,再販される度によく売れているとのことです。)その真大戦機シリーズも大きく分けるとわずか3系統(Ta-152,紫電/紫電改,三/五式戦)。飛行機のキットの開発の経験が決して豊かとは言えないでしょう。そう考えると,今回リリースされたUS-2とOH-1の出来のよさに感動しないではいられません。