五六式:あっ!!あれは!?
同僚 1:・・・
五六式:ミゼットじゃ!!
同僚 1:・・・
五六式:写真撮るから止めて!!
同僚 1:・・・
同僚 2:早く,お昼ご飯を食べに行こう。
五六式:止めて!!
・・・・・・あああ゛・・・・・
後日,別件で自転車に乗って近くまで行ったときに写真を撮らせていただきました。

<実車について>
多くの方がミゼットといえば,この型を思い浮かべるかもしれないが,初代のミゼットは,オートバイのようなハンドルをつけた幌付きで単座のもっと小さな三輪車(250cc 10hp)だった。
二代目のこのタイプは,カエルさんのようなキャビンと通常のハンドルを備え,エンジン出力もアップした(305cc 12hp・・・それでも箱根越えは厳しい・・・)2人乗車可能なモデルとなった。
戦後の狭い町中の道路をその小型な車体をいかして駆け回り(「街のヘリコプター」と言われた。),町の零細事業者の手足となって戦後の人々の暮らしを支えた真の名車と言える。
総生産台数は,33万台あまり,約半数が東南アジアに輸出され,パキスタンでは,ノックダウン生産も行われた。なお,後継車のハイゼット(HIGH MIDJETの意)やミゼットIIは,四輪車となっている。

写真の個体は,ナンバー付き,走行可の現役車です。ちなみに,三輪車は,3ナンバーです。
黄色と緑の目立つカラーリングは,オーナーが,道行く人の目を引いて見に来てくれるようにとリペイントしたものです。五六式も引っかかったので,効果は確かにあるようです。ま,旧車の象徴であるフェンダーミラーを見逃すような五六式ではありませんが・・・。
写真を撮りながら,オーナーの方と,しばし,旧車についての話が弾んだので,最初にこの車を見かけたときに同僚の車を止めないでよかったです。そして,そこには,あんなものやこんなものやそんなものが・・・

「あんなもの」です。
<プラモ>
初代 マイクロエース(旧LS) 1/32
弐代 マイクロエース(旧LS) 1/32
MIDJET II フジミ 1/24