
<実車について>
フォルクスワーゲンのタイプ1(通称ビートル)の商用車として強化された別設計のシャシに全鋼製のフル・キャブオーバー型(フォワード・コントロール型)の1BOXバンボディを架装したもの。全長はタイプ1と大差ないが、通常でも3列のシートを配置できた。エンジンは,当初,空冷・OHVの水平対向4気筒1131cc(25ps)で,ギア比を低めに設定していた。ドイツ本国での生産は,1967年に終了したが,ブラジルの現地法人では,1975年まで生産が続けられていた。
その愛嬌のあるスタイルと補修部品の入手が比較的容易であることのため人気が高く,現在でも,映画に登場したり,改造して移動販売に用いられたりすることがある。

色は同じだけれど,1枚目の写真の個体とは別の個体です。
<プラモ>
ハセガワとドイツレベルから1/24スケールのキットが出ています。ハセガワとドイツレベルは,業務提携しています(ドイツレベルの1/72 SAAB J-35ドラケンや1/48 ARADO Ar234などはハセガワのキットのOEM)が,両者は,別のキットです。