<実機について>

輸送中に行方不明になったクロスボーンガンダムの1機が20年後に発見されて,カティス・ロスコ専用に操縦系を換装されたもの。ロールアウト時には最新鋭機であったクロスボーンガンダムも,20年後の時点では,現用機と比較して性能的に突出したものではなくなっている。
<キットについて>
・機体の銀色とメタリックレッドは成形色で再現されています。遠目で見ると,かなりよい感じですが,ゲート跡をいくら頑張って処理してもそこだけ色が違ってしまいます。
・例によってアンテナの先を切り飛ばして鋭くす工作が必要です。アンテナの先は,白いステッカーを貼るようになっていますが,塗装する方がよいでしょう。各部の塗り分けは,成形色とステッカーでかなり再現されていますが,肩のバーニアや武装など,塗装が必要なところがあります。
・足の付け根のポリキャップの仕込み方や足首の取り付け方は,かなり珍しいです。これを楽しいと見るか,煩わしいと見るか・・・。
・握り手には,どかーんと大きな四角い穴が開いています。武装を持つ以外の手首も欲しいよね。
・特徴的な武装の数々で部品点数が増えています。自分だったら,これ使って戦えって言われたら嫌だなぁ。

部品が多いです。50個ほど切り取ってゲート跡を処理しましたが,嫌になるほど部品が残っています。

切り取った部品は100個に。かなり形が出てきました。

クロスボーンガンダムの特徴は,機動性重視のバックパックと豊富(そして,トリッキー)な武装のオプション。

付属のマントをかぶせてみました。しわのでき方やフィット感がいまいちで材質的には不満足です。クロスボーンガンダムに着せるのにはかなり手こずりました。