
コクピット内だけ塗装して,後の塗装に差し障りが無いところまで組んでみました。
<実機について>
九七式戦闘機の後継機として引込脚を採用し,更なる高速を実現しつつ格闘戦能力も九七式戦闘機と同等以上であることを目指して開発された日本陸軍の戦闘機。格闘戦で九七式戦闘機を上回ることはできなかったがより高速で,格闘戦性能においても,他国の戦闘機に対して勝ることはあっても劣ることはなかった。同期の零式艦上戦闘機と比べてスペックが少しずつ劣っていたが,改良を重ねながら零式艦上戦闘機に引けを取らない戦闘機に成長し,終戦まで第一線で活躍した。
<キットについて>
シャープで精密感のある部品(翼の後縁の薄さや燃料タンクのラックの細かさ)を見て,ちょっと感動しました。で,今回は,コクピット内を塗装して主要部品を組み、飛行機の形にしてみました。1/144スケールなので煮干しぐらいの大きさです。
エンジン周り以外はよく部品が合うので,パテを使わなくて済みます。
胴体の貼り合わせは,ダボのはめ合わせがきついのでいくつかのダボを切り飛ばして対処しました。
操縦桿の部品は,どんなに慎重に切り離しても折れてしまいます(一勝三敗)。キャノピーをつけると操縦席を覗いてもあまりよく見えないので,操縦桿をわざわざつけてやらなくてもまぁ,いいか。E社の1/144Ju87何かだと座席すら無いし・・・。