
1/144スケールで三菱重工製の飛行機を2機製作しました。

Ki46 百式司令部偵察機
有名な"神風号"と基本的に同じ機体である九七式司令部偵察機の後継機です。最高速は,当時としては画期的な630km/hでした。もちろん,ゼロ戦よりも速い機体です。

キットの初版は,1973年。モールドやプロポーションは素晴らしいのですが,ミニスケールなので排気管や座席などが省略されています。

国産初の超音速練習機です。この機体を基礎に単座化してFCSを強化し,支援戦闘機F-1が誕生しました。アドアターボファンエンジン双発で練習機と攻撃機を同時開発というコンセプトが共通するSEPECAT ジャギュアと酷似していると言われています。ジャギュアは,低空飛行特性を重視したガチな攻撃機とそのパイロットを養成する練習機であり,T-2は,超音速戦闘機パイロットを養成する機体とそれを基礎として副次的に対地、対艦攻撃能力を付与した機体であるということで全く違う機体と言えばそうなんだな・・・。

キットの初版は,2007年。2006年発売のF-toysの食玩をキット化したものです。他社の同スケールのキットより省略は少ないですが,部品の合わせのギャップが目立ちます。
69/1000 D-011