キットのデカールには,ハーケンクロイツが付いていないのでチェコのAVIA社で作られた再生産機CS-92として仕上げました。ドイツ本国では,ハーケンクロイツの意匠は使用禁止になっているそうで,ドイツレベルのキットには,当然,ハーケンクロイツのデカールは付いていません(でも,ドイツ機のキットは多いんだヨナ・・・ぶつぶつ・・・)。イギリスが本拠のAIRFIXのキットに付いていないのは,空気を読んだというか,忖度したというか・・・。ドイツにひどい目に遭ったポーランドのキットには,ハーケンクロイツが付いているし,アメリカで生産されたレプリカ(T-38と同じエンジンを搭載した本当に飛ぶ機体)にも,ハーケンクロイツが付いているョ。

ヨーロッパでの対独戦終結時にチェコ国内には,Me262のエンジンや機体の部品がいくらか残されていたそうです。チェコで作られた復座型の生産は,結局3機にとどまったそうです。チェコ製の機体は,テストで960km/hをたたき出しています。

現存機の写真を見て近い色を探して塗装しています。タミヤアクリルのXF-71の筆塗りです。塗料が乾燥すると,ばっきばきのつや消しになるのでGSIの半つや消しのトップコートでつやの調節をしています。
72/1000 D-011 S-001