
本体自体は,何の苦労もなく,淡々と塗装して淡々と組み立てれば完成します。

楳図先生の"漂流教室"のアレに似ています。
設定では,本国では無人機として宣伝されているが,人ではないといわれている第86区の住人(エイティシックス)を強制徴用して搭載されるはずだったAIの代わりに搭乗させているという代物です。エイティシックス達は,この機体で敵国の完全自動無人戦闘マシーンと戦わされるのですが,その装甲は,薄く,搭乗員の生還率は極めて低いものです。←建前上,無人機だから←ひどい・・・。十万機単位で生産されたジャガーノートは,どんどん撃破され,成人の搭乗適格者が不足気味になったので十代の少年少女までが徴用されて敵国の自動戦闘マシーンと戦わされるというひどいお話です。

おまけのファイド君は,部品が少なくすぐ完成しますが,アームの部品は,内側の外板が省略されているため,追加工作が必要になります。別に買ったバリエーションキットのファイド君の部品から外装を移植して見栄えを良くしました。
ファイド君は,輸送や補給でジャガーノートを支援するメカです。この個体は,無個性な同型機の中で,飛び抜けてAIの性能が高く,主人公になついているかのような行動が見られます。周囲は,ロットの古い機体が生き延びて経験値が高いためだろうと推測しているのですが,実は,大間違い。
人類と敵対したらヤバいのは,敵の戦闘マシーンではなくファイド君かも・・・。
83/1000 D-012 S-001