岩本ナオ原作コミック"金の国水の国"が映画化されました。とはいうものの,ノーチェックの作品だったので映画館で予告を観て初めてこの作品のことを知り,劇場に足を運びました。
<お話>
些細なことがきっかけで戦争を繰り返していたアルハミトとバイカリ。長年の軋轢を解消するために,互いに若者を送って婚姻させることにした。アルハミトからは,一番美しい姫を,バイカリからは,一番賢い若者をということであったが,実際に送られたのは,猫と犬であった・・・って,どうするの・・・?
<姫さん>
なんと言っても,姫さんがかわいいです。ぽっちゃりだけれど育ちの良さがにじみ出ています。序列が90番台と低かったことも彼女には幸いしたのではと思います。おっとりしているけれど,最後の最後に決めてくれます。←原作コミックでもこのコマは見所。
あと,ナランバヤルも相当賢い。左大臣も。付け足しみたいで悪いけれど。
<冬のアニメ映画>
この冬のアニメ映画は,3作公開されました。公開順だと
すずめ→かがみ→金の国水の国
プロモーションにお金がかかっていたのも
すずめ→かがみ→金の国水の国
でしたが,感動したのは,
金の国水の国→かがみ→すずめ
の順でした。作者の岩本ナオ先生も,映画を観て泣いたといいます。五六式も映画を見終わった後,思わず拍手しそうになりました。こんなこと"ガメラ 大怪獣空中戦"(1995)以来です。
<映画が先か原作が先か>
映画を観に行く前に原作本を入手していたのですが,がまんして原作本を読まないでいました。五六式としては,こちらがおすすめ。映画の方は,美術や音楽が充実していてさすが,劇場版という感じでした。原作本は,映画を楽しんだ後,深掘りができると・・・。
<エンディング>
これを観ずに帰ってはいけません。あと,パンフレットにもエンディングのイラストが入っているので購入すると吉です。
2023年02月13日
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