東宝シネマズ岡南で"ペリリュー"を観てきました。ネタバレを避けて紹介しますが,良い映画でしたよ。
<お話>
パラオに駐留した日本軍に所属する田丸初年兵は,戦死した前任者の任務を引き継ぎ,功績係となる。それは,漫画家志望だった田丸の絵を描き,ストーリーを紡ぎ出す能力に期待してのことだった。
太平洋戦争末期,南方では,じりじりと米軍に圧されて戦線が後退し,ついに,米軍の,田丸たちが守備するペリリュー島への上陸作戦が始まった。
<五六式は,3回泣く>
タイトルが出る前に2回涙が出ました。それからは,余りに悲惨で涙が引っ込みました。3回目に泣いたのは,お話しが終わった後。
<メカと情景>
映画では,人物は,原作に準拠したかわいらしい絵で描かれていますが,爆撃機や艦艇などのメカやパラオの情景は,CGを駆使した細緻な映像で表現されています。
もし,これが実写であったなら,それはそれはリアルだっただろうけれど,余りに凄惨な戦闘場面の描写に観客の心が耐えられなかったと思います。リアルなメカと情景は,デフォルメされた人物の外見と,絶妙なバランスをとっています。
<パラオの人たち>
米軍の侵攻を前に,パラオの人たちは,自分たちも日本軍と一緒に戦うと申し出たが,日本軍の司令官は,「お前ら土人と行軍が一緒に戦えるか!」と一喝した。それは,島民を戦わせて殺してしまわないようにとの思いからの方便であった・・・という話が伝わっていますが,映画では,この場面は,あっさりと表現されています。
ペリリュー島から本島へと船で疎開する場面での島民たち、本島にかわいらしいです。もし,戦火にさらされたらと思うと辛くて耐えられないでしょう。
2026年01月02日
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「ペリリュー」はTVCMで流れていたので、絵は可愛いけどヘビーな内容なんだろうなと思ってました。
戦争がテーマなのでそれは当たり前なんでしょうけど。
絵が可愛いだけに悲惨さが逆に浮き彫りになって、観たら辛くなりそうだなと思いましたが、やはりそういうことに目を背けず現実の怖さを心に刻みつけないといけないのかもしれませんね。
喉元すぎても熱さを忘れないように。
・・・あの絵柄でないと神経が耐えられない内容でした。
一緒に戦うという島民を巻き込まないために日本軍の司令官がわざと島民を罵って避難させたという話がnetでよく流れていますが,ペリリュー島に残った日本兵たちがどんな地獄を見たかということはあまりnetでは紹介されていないように思います。
というわけで,観る価値はあったと思います。