2009年05月05日

BADEN d-style Mahoganyを試奏

大学時代のサークル(合唱団)の同窓会のために大阪に行ってきました。卒業後,ン十年経っているのに誰も死んでいないことに感謝!!

で,せっかく都会まで来たのだから,最近ギターの雑誌でとり上げられていたBADEN(ベイデン,または,ベーデンと発音するらしいです。)のギターとはどんなものかを確かめるために梅田駅のそばの三木楽器店4F(試奏させてくれてありがとうございます。興味がある人はそちらにGO!!)に・・・そこには,大量のモーリスのSシリーズといっしょにこちらに輸入されているほぼ全てのBADEN製のギターが展示されていました。

五六式がなぜ,BADENのギターに注目したかというと,

1 表も裏も単板でできているギターとしては比較的安価である。
  Taylorギター出身の人が会社を立ち上げ,ベトナムで生産(ベトナム製品は,Ayersギターで技術力を実証)しています。
2 a-style,d-styleともにユニークなデザインである。
3 装飾が簡素で質実剛健なところに好感をもった。
4 周囲にオーナーがいない。
5 雑誌のレビューではなかなか好評である。

というところからです。モーリスのSシリーズやKヤイリのギターと競合するギターであると感じました。ま,うちには,HEADWAYのHJ-311があるのでよほどの差がない限り・・・よほどの差があったらどうしよう・・・。

試奏したのは,d-style Mahoganyというモデルです。 d-styleのギターは,ボディのくびれの部分があまりなく,シルエットだけで他のモデルと容易に見分けることができます。このデザインにはくらっときましたね。ネックエンドの粋なデザイン処理も秀逸です。ボディの部分の塗装は,つやあり,ネックは,半つや消し(演奏性の向上に寄与しています。)になっています。ストラップピンやピックアップシステム(+¥52500),ピックガードは,追加装備となっています。

ピックでジャランと鳴らすと,キラキラの素直な出音。低音も高音もバランスよく出ており,軽い力でよく鳴ります。もちろん,フィンガースタイルでもよく鳴ります。弦のテンションも強くなく,弾きやすいギターです。ピックガードがないのでガシャガシャ弾けませんが,出音としては,そんな使い方もOKです。そういう使い方をしたい人は,透明で薄いものをつけてもらうとよいでしょう。なんでも,あまり胴体がくびれていないので表板の形もシンプルになり,振動しやすいのだそうです。・・・そっか・・・目から鱗。また,本機は,軽量でそのことが弾きやすさの向上に一役買っています。

ちょっと困ったちゃんなのは,ボディのつやあり塗装とユニークなシェイプです。ひ,膝から滑り落ちるぅ・・・。ストラップピンをつけて立奏するのもありかも知れません。また,ボディが軽いということは,ボディを構成する板が薄いということ。耐久性については,新進メーカーの製品なので未知数です。もっとも,もともとTaylorの系統ということで耐久性はほぼ同等と考えられるし,高温多湿であるベトナムの気候を考えると,湿気にも強いのではないかと思われます。・・・Kヤイリなどは,耐久性の向上と将来の鳴りの向上のためにわざと厚い板を使うので重いと聞いていますが。

BADENギターは,比較的手軽に入手でき,良い音で楽に演奏できるという機能に徹した面とユニークでシンプルな外観で見た目にも楽しいという面を併せ持つモデルと言えましょう。
posted by 五六式 at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | GUITARS
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