2011年06月19日

X-MEN:ファースト・ジェネレーション MV-122

うちの奥さんのリクエストで"X-MEN:ファースト・ジェネレーション"を観に行きました。娘も一緒に出かけましたが,彼女は,"劇場版 戦国BASARA -The Last Party-"を観るんですと・・・。

<お話>

裕福な家に生まれたが両親とは疎遠であったチャールズは,強力なテレパシーを使うことができるミュータントだった。子供の頃に変身能力を持つ孤独なミュータント少女と出会い,彼女を妹のように守ってきた。名門大学に進んだ彼は,自分と同じような能力を持つ者が他にもいるのではないか思うようになり,突然変異の研究をはじめる。

ナチスの収容所にとらわれたとエリックは,収容所で超能力の研究をしていたセバスチャン・ショウに母親を殺された時の悲しみや憎しみが引き金となって強力な磁力を発生させ、金属を自在に操る能力を手にする。

研究の成果をもとに自らもエネルギーを自由に操れるようになったショウに復讐をしようとするエリックと超能力を悪用するショウを追っていたチャールズは,親友となり、自分たちと同じような若者たちを探し始めるが・・・。   

<考えさせられます>

現実世界でもヤなことはたくさんあって,それから目をそらさないで立ち向かう人たちは,それを力ずくで破壊してしまおうとするのか,話し合いと理解で物事をよい方向に導いていこうとするのか,2つの道のうちどちらかを選択することになります。

後者の方が正しいのは分かっているんだけれど,気の遠くなるほど面倒で遠い道なんだな,これが・・・。手っ取り早く確実に問題を解決できるのは,前者。プロフェッサーXとマグニートーの道がいかにして別れていったかが描かれています。

友達だったりや幼なじみだったりした主人公達が袂を分かつシーンは,何だか切なくなってしまいました。

<お話づくり>

冷戦時のキューバ危機のころの情勢を巧みにお話に織り込んでいます。映画を観て「そうかぁ,X-MENが世界大戦を回避させたのか・・・」なんて真剣に納得しないように。

<お楽しみ>

X-MENとマグニートー一味が対立しながらも,いまいち憎み合っていないのはなぜか,プロフェッサーXがなぜ歩けないのか,マグニートーはあのヘルメットをどこで手に入れたのかなども丁寧に描かれていますよ。

<SR-71>

今回のX-MENの乗り物は,最大速度マッハ3+を誇る怪鳥SR-71(冷戦中は沖縄にもいた)にリフトジェットを追加したもの。

でも,こいつは,急旋回できるほどの機体強度はないぞ!!(そんなことをしたら胴体がパキーン!!)

<おまけ>

"BASARA"もおもしろかったようです。・・・「レッツ パァリィ!!」だからね・・・

徳川家康がガンダム(本田忠勝・・・本ダムって言うらしい)に乗って飛んでくるところは大ウケだったようです。
posted by 五六式 at 00:00 | TrackBack(0) | 映画
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