2013年01月12日

レ・ミゼラブル MV-145

ビクトル・ユーゴーの小説"レ・ミゼラブル"を基に、ミュージカルにしたものを映画化(ややこしい・・・)した本作,感動作だということでうちの奥さんと一緒にMOVIX倉敷まで観に行きました。

<お話>

姪のためにパンを1個盗んだ罪で投獄されたジャン・バルジャンは,脱獄を何度も試みたため,仮釈放されるまでに19年間を費やしてしまう。仮釈放中は,定期的に身分証を提示しなければならないが,その身分証自体がもと罪人であることを示す上,「要注意人物」という記載がされているため,職に就くこともままならない。身分証を破り捨て,各地を放浪したジャン・バルジャンは,飢え死に寸前の状態でとある教会に辿り着く。

<ウルヴァリンが・・・>

主人公ジャン・バルジャンを演じるのは,"X-MEN"のウルヴァリンでおなじみのヒュー・ジャックマンです。セリフは,全て歌で語られるので歌えない人は,初めからキャスティングされないわけですが,彼は,もともとミュージカル・アクターだったそうです。それにしても,上手い!!

この人,普段はもみあげを剃っているんですね。

<ジャベール>

ジャベール警部を演ずるのは,"グラディエーター"のラッセル・クロウです。自分の知っているラッセル・クロウは,こんなにほっぺたが膨らんでいなかったような・・・余談ですが,どちらかと言えば,太い人の方が歌うにはいいようです。

ジャベール警部の最期は,あまりにも惨かったです。

<指揮官>

学生達を制圧するためにバリケードに赴いたフランス軍の指揮官は,自軍の被害を防ぐため非情な命令を下します。その結果のあまりの惨さに次の命令を躊躇する指揮官の様が見事に演じられていました。

<エポニーヌ>

このごろの映画やコミックでは,恋敵を陥れるような話があふれかえっていますが,彼女はそうはしませんでした。銃弾に倒れ,かけよったマリウスに「痛くないわ」「寒くないわ」と話すシーンでは思わず涙が・・・

<ラスト>

屈強な体を持ち,波乱の人生を送ったジャン・バルジャンにも最期のときが来ます。今まさに天国に召されようとするとき現れたのは・・・アン・ハサウェイが女神過ぎる!!

ラストの"民衆の歌"のシーンは圧巻ですよ。

<3時間>

上映時間は,3時間。後半,涙がだだ漏れでしたが,疲れました。

しかし,歌の素晴らしさを堪能するには,何回か観て曲が自分に馴染むようにならなければならないように思いました。これは,体力が要りますね〜。
posted by 五六式 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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