2018年09月22日

FINEMOLDS 1/72 九試単座戦闘機 改修型 おすすめ度 ☆☆☆☆☆

某模型誌の付録のマガジンキットとして世に出たキットが,実機と同じく改修型として一般販売されました。

<実機について>
9-shi
日本海軍が昭和7年(1932年)に新たな国産戦闘機の試作を各社に求めた七試艦上戦闘機の計画は,各社の試作機が要求性能に及ばず,不成功に終わった。その後,海軍は,昭和9年(1934年),再び新たな国産戦闘機の試作を三菱・中島両社に命じた。九試単座戦闘機計画である。三菱は,七試艦上戦闘機の設計を担当した堀越技師を中心に機体の軽量化と空気抵抗の軽減に努め,完成した機体は,海軍の要求を上回る性能を発揮した。

この機体を改修し,操縦性や離着陸性能を改善したものが,改修型,更に本機の逆ガル翼を通常の翼にした2号機以降を経て実用機としたものが九六式艦上戦闘機である。

9-shi

<キットについて>

・最新のファインモールドのキットですから合わせもぴったり,モールドもFINE!!

・何より,銀塗装じゃないので塗装が楽だし,適度に古い機体なので無線用の空中線も翼を支える張り線もない。

・現用機のように注意書きのデカールをぺたぺた貼る必要もない。

もしかしたら,世界で一番完成し易い飛行機キットの一つかもしれません。
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2018年09月16日

BANDAI NON ねこぶそう てんこ盛り おすすめ度 ☆☆☆★★

"ねこぶそう"というネーミングがなんともお間抜けで,思わずポチッとしてしまいました。

armed cat
全部部品を組み込んで"てんこ盛り"状態です。ぶそうパーツはABS樹脂製で,「塗装はおすすめできません。」ということなのでこれで完成となります。・・・なんだか物足りない・・・。

armed cat
軽装にしました。でも,重そう。

armed cat
"ぶそう"なんかせずに素のままで女の子(凛子ちゃんだ!!)の足下にいた方がにゃんこにとっては幸せではないかと思います。

にゃんこ本体は,完成品ですが,4パーツで構成されています。右の前足と後ろ足の部品の継ぎ目の処理が粗く,気になる人には放置できないレベルです。かといって,修正すると全塗装ということになってやっかいです。1番よい対処法は,にゃんこを左側しか見ないことです。
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2018年07月12日

BANDAI HGUC 1/144 XM-X0 CROSSBONE GUNDAM X-0 おすすめ度 ☆☆☆☆☆ ただし,再販待ち

銀色のちょっとかっこいいガンダムがプレミアム・バンダイの通販で入手できました。

<実機について>
X0
輸送中に行方不明になったクロスボーンガンダムの1機が20年後に発見されて,カティス・ロスコ専用に操縦系を換装されたもの。ロールアウト時には最新鋭機であったクロスボーンガンダムも,20年後の時点では,現用機と比較して性能的に突出したものではなくなっている。

<キットについて>

・機体の銀色とメタリックレッドは成形色で再現されています。遠目で見ると,かなりよい感じですが,ゲート跡をいくら頑張って処理してもそこだけ色が違ってしまいます。

・例によってアンテナの先を切り飛ばして鋭くす工作が必要です。アンテナの先は,白いステッカーを貼るようになっていますが,塗装する方がよいでしょう。各部の塗り分けは,成形色とステッカーでかなり再現されていますが,肩のバーニアや武装など,塗装が必要なところがあります。

・足の付け根のポリキャップの仕込み方や足首の取り付け方は,かなり珍しいです。これを楽しいと見るか,煩わしいと見るか・・・。

・握り手には,どかーんと大きな四角い穴が開いています。武装を持つ以外の手首も欲しいよね。

・特徴的な武装の数々で部品点数が増えています。自分だったら,これ使って戦えって言われたら嫌だなぁ。

X0
部品が多いです。50個ほど切り取ってゲート跡を処理しましたが,嫌になるほど部品が残っています。

X0
切り取った部品は100個に。かなり形が出てきました。

X0
クロスボーンガンダムの特徴は,機動性重視のバックパックと豊富(そして,トリッキー)な武装のオプション。

X0
付属のマントをかぶせてみました。しわのでき方やフィット感がいまいちで材質的には不満足です。クロスボーンガンダムに着せるのにはかなり手こずりました。
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2018年06月06日

IBG 1/72 三式中戦車 チヌ おすすめ度☆☆☆☆☆

ポーランドのIBGより1/72スケールで三式中戦車チヌがリリースされました。

三式中戦車のキットと言えば,ファインモールドの1/35スケールのモデルが一般的です。ミニスケールの1/72では,完成品しかリリースされていなかったようで,今回、IBG(1/72スケールで89式や94式もリリースしています。)からキットが出るというのは非常にありがたいことです。

五六式は,小学生の頃,三式中戦車のキットを組んだ記憶があるのですが,どのメーカーのどのようなキットだったか定かではありません。LSから1/50でゼンマイ動力で走るキットがあったということは分かっているのですが,はたして,それが件のキットだったかどうか・・・。ともあれ,五六式は,「プラモによって三式中戦車の存在を知った」ということは確かなことです。

<実車について>
三式

三式と言えば・・・戦闘機!!・・・じゃなくて!!

      ・・・機龍!!・・・じゃなくて!!

      ・・・中戦車!!・・・かな・・・?

第二次世界大戦において,日本陸軍にとって戦車とは,敵陣攻略のために歩兵をサポートする軽快で小回りに優れた装甲車両という位置づけであった。しかし,戦況が進むにつれ,敵戦車と交戦し,それを打倒することが求められるようになり,従来の戦車では,火力、装甲ともに不十分であることが明らかになった。具体的には,米軍のM4シャーマンを撃破できる戦車が求められたのである。

この要求に応えるべく,開発中だった四式中戦車や五式中戦車の戦力化が間に合わないという事情から,一式中戦車の車体に九〇式野砲をベースとした75mm砲を搭載した三式中戦車が開発されることとなった。

三式中戦車は,強力な戦車砲を搭載するには,車体がやや能力不足でバランスがよい戦車とは言えないが,従来の日本陸軍の戦車と比べて対戦車戦闘能力は,著しく向上している。しかし,M4シャーマンと正面から撃ち合って打倒するほどの攻撃力や防御力を獲得することはできず,本土決戦のため内地に温存されたまま,敵軍と交戦することもなく終戦を迎えた。

<キットについて>

三式
大きな箱に部品がちょっぴり・・・。←ランナーが何枚も重なっているのでそう見えるだけです。

デカールの袋には,マフラーのガードなどを再現するエッチングパーツが入っています。

三式
同社の1/72スケールの飛行機キットと同じ大きさの箱を使っています。合理的ですね。

戦車より飛行機の方が大きいので箱が大きいと感じてしまうわけです。

三式
日本のユーザーに向けて,組み立て説明図に日本語の注釈が添えられています。

塗装指定は,タミヤカラー、Mr.カラーを含む6社のカラーナンバーで指定してあり,大変便利です。

三式
主要部品を組んでみたもの

不自然に砲塔が大きく感じますが,もともと三式中戦車とはそういう戦車なのです。

同社の1/72 ストリッツヴァグンのキットの車体は,箱組で組み立てていましたが,三式中戦車のキットは,スライド金型を用いており,部品の段階で箱組が終了しています。

三式
キャタピラのモールドも転輪もスライド金型で一発抜きです。また,足回りの部品の保護のために支柱(組み立て時に切り取ります。)が付いています。

<ボックスアートについて>

お城に戦車・・・日本のお城は,軍の司令部でも戦略目標でもありません・・・が!!

そんなことは,どーでもよいことです。ディ〇ニー映画"〇ール・〇ーバー"の無知や悪意とは無縁の素晴らしいボックスアートです。実際に三式中戦車が駆り出されたとしたら,そこは,地獄のような戦場になっていたことでしょう。このボックスアートは,ファンタジーの世界を描いているのです。

三式
柴わんこに餌をやっている兵隊さん。柴わんこは,もちろん,軍用犬ではないわいな。

三式
微笑みながら横に立っている兵隊さん。ちょっとイッセー尾形に似ています。

ステレオタイプの醜い日本兵でなく,普通のおじさんの顔です。日本って先の大戦ではドイツの味方(ということは,ポーランドの敵)だったんだよ・・・。単なるユーザーへの媚びでは,このような美しい絵は描けないと思います。それを思うと,涙が出てきました。東京オリンピックでは,ポーランドのチームも応援します。
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2018年03月04日

AIRFIX 1/72 McDONNELL DOUGLAS PHANTOM FG.1 おすすめ度☆☆☆☆★

昨年,リリースされることを知って待つこと暫し,ブリティッシュ・ファントムの本場からのキットがようやく届きました。

<実機について>
イギリス海軍の空母搭載機として計画されながら開発中止となった超音速V/STOL機ホーカーP1154の代替機として,マクダネル・ダグラス社のF-4JファントムIIをイギリス向けに改修した機体。エンジンをロールス・ロイス製のスペイに換装し,出力と航続性能の向上を図り,アメリカの空母より狭いイギリスの空母に適応させるために,機首が折りたためるようにして格納庫への収容を容易にし,主脚が40インチ(約1m)伸びて離陸時に迎角を大きくし,より短距離で発艦できるようにするなど,各部に改良を加えている。

このイギリス海軍向けのファントムIIは,F-4K(Jの次,また,KINGDOM=英国のK)となり,イギリスでは,それをPHANTOM FG.1と呼称した(Fは,戦闘。Gは,地上攻撃を意味する。)。ファントム FG.1は,1970年より,DHシービクセンの後継機として空母アークロイヤルで運用され,1978年にアークロイヤルの用途廃止に伴い,イギリス空軍に移管された。

phantom
ハセガワやフジミの1/72スケールのファントムのキットの箱より大きい箱の中に入っています。デカールは,3種類でそのうちの一つは,よく知られている機番007でΩのマークがついた機体のもの。

<キットについて>
スペイエンジン搭載機の最新キットです。年内には(ホントかな?),空軍型のFGR.2のキットも出るようです。駐機中,発艦直前,飛行中の三つの状態の中から一つを選択して組み立てられるようになっています。

phantom
写真では伝わりにくいですが,この部品がエロい(貶してはいません。褒めています。)です。AIRFIX,どうしたんだ?!

phantom
主要な部位を組んでみました。水平(下反角がついていますが)尾翼の後縁が片方,わずかに欠けていました。2個買ったうちのもう1個のキットは,きちんとしていたのでたまたまでしょう。サンドペーパーですぐには気づかないようならしたのですが,指でなぞると分かっちゃうんです。人間て怖い。この水平尾翼は,発艦時と飛行中で角度を選べるようになっています。

複雑な形状の胴体を再現したり,吸気口のダクトを再現したりするためにたくさんの部品に分割されています。組みにくくはないのですが,精度がいまいち・・・。機体と主翼を取り付けるときには,機体の方を少し広げてやらないと隙間ができます。

写真に撮っていませんが,コクピット内もよくできています。エッチングパーツがなくても満足する仕上がりが期待できるでしょう。

phantom
キャノピーは,ぴったり合います。

phantom

phantom
垂直尾翼は,2種類入っています。外翼も2種類(通常とスラット展開)選択できます。この外翼の取り付けの精度がよくありませんが,取り付け用のダボを削ると解決します。また,武装は,スパロー,サイドワインダー,通常爆弾,マトラ・ロケット弾ポッドと,てんこ盛りです。

仕上がりをいろいろ選べ,部品の構成にも工夫があるよいキットだけれども,精度を出すためには,一人一人の工夫が必要かな・・・という感じです。
posted by 五六式 at 00:47| Comment(0) | TrackBack(0) | NEW KITS

2017年12月06日

新キットいろいろ

年末を控えて新キットが続々とリリースされました。ありがたいような,苦しいような・・・。

それにしても,アオシマとエアフィックスが頑張っていますねぇ。

nk

アオシマ 1/32 プリウス おすすめ度 ☆☆☆★★
nk
アオシマの新シリーズ"楽プラ"は,1/32スケールであることと部品点数を減らすこととによって低価格と簡単に完成することを実現させました。実際,箱を開けて30分足らずのうちにここまで形にすることができます。車内は,わずか2パーツで構成,前輪のステアリングは,無可動,タイヤやシャーシなんぞほとんど真っ平らです。雑貨屋さんやおみやげ屋さんで売っているミニカーをキットにしたみたいな感じかな・・・。

nk
フロア,ダッシュボード,ドアトリム,座席が1パーツで構成されています。故に,座席直後に大穴が開いています。ただし,完成後,この大穴を見るのはかなり困難です。窓枠やグリルなどの細部の塗装は,シールで対応するということになっています(ガンプラみたい)。キットの箱には,「塗装不要」とありますが,モデラーなら塗装してしまいますよね。

ハセガワ 1/24 ホンダシビック RS (SB-1)おすすめ度 ☆☆☆☆☆
nk
初代シビックのスポーツモデルです。実車が現役の頃,モーターライズのキット(当時のメーカーは,現在,活動していません。)が出ていたような・・・。ガラスまわりの塗り分けがデカールで再現できるという配慮が嬉しい・・・。

あと,できれば,4ドアモデルも出してください。うちの奥さんが初めて買った車なので。

エデュアルド 1/72 スーパーマリン スピットファイア mk.IXe 2 プロフィパック おすすめ度 ☆☆☆☆☆
nk
放射状に配置されたクリアパーツを見るに,エデュアルドのオリジナルキットなのでしょう(エデュアルドのキットの中には,他社のキットに自社のパーツを組み合わせたものもあります。)。びっしりと入ったリベットの密度感は,1/48スケールのキット並みです。プロフィパック仕様は,エッチングパーツとキャノピー塗装用のマスキングシート付きでこの箱一つでパーツに関しては完結してしまうという便利なキットです。

エアフィックス 1/48 スーパーマリン ウォーラス おすすめ度 ☆☆☆☆☆
nk
同社のかなり古い1/72スケールキットとマッチボックス(現在は,ドイツレベル)のやはり古い1/72スケールキットしかなかったのに,ここにきていきなりの1/48スケールキットの登場!!キット自体も,写真を見ても分かる通り大人気ないほどの素晴らしい出来です。イギリス人なら,「うちのひいじいちゃんがパイロットやってて,撃墜された時にウォーラスに助けられたんだよね。」なんてこともあるかもしれませんね(日本人が,同じようなことを言うと,右翼みたいに見られるのは悲しいことです。)。

nk
張り線の貼り方を詳しく図解してくれています。これなら,楽勝・・・と言うのは錯覚でしょう。

エアフィックス 1/72 メッサーシュミット Me262 シュワルベ おすすめ度 ☆☆☆☆☆
nk
現時点でMe262の最新キットです。タミヤの1/48 F-14Aと同じようにウィンドシールドが綺麗に取り付けられるような部品構成になっています。

nk
ジェットエンジンの吸気口と排気口の表現がすごい!!

イギリス製やドイツ製のドイツ機のプラモには,ハーケンクロイツのデカールが入っていません(意地悪ではなく,法律で意匠を禁じられていたりします。)。ナチスに大迷惑食らったチェコのプラモにすら入っているのに・・・。F-1レーシングカーのタバコロゴや差別用語と同じく,無かったことにしようが抹殺しようが,あったものはあったもの,あるものはあるもの。別にナチスに共感しているわけではないですが,面倒でも,オプションのデカールやジャンクのデカールからハーケンクロイツを調達しようと思います。

「日の丸,はんたーい!!」なんて言っている人でも,零戦のキットに日の丸のデカールが1個も付いていなかったら,不満に思うでしょう?・・・あっ,はじめから零戦のキットなんか買わないか・・・。

エアフィックス 1/48 ノースアメリカン P-51D マスタング おすすめ度 ☆☆☆☆☆
nk
写真では伝わりにくいのですが,胴体下のインテイク・・・なんか,エロい・・・。飛行機のプラモを見てこんなことを感じたことは初めてです。マスタングってこんなにエロかったのか・・・他にもそんな部品がいっぱい・・・ノースアメリカンの技師たちは,一体何を考えとんじゃ・・・きっと五六式の気の迷いでしょう。それとも,エアフィックスが偉いのか?

このキットのウインドシールドも前述のMe262と同様に接着の時,汚れにくいように配慮がされています。

nk
組み立て説明図のおじさんとキットの部品のおじさんの顔が違います。酸素マスクの位置も・・・。眼鏡のおじさんは一体何者なのでしょうか。

アオシマ 1/700 戦艦大和 おすすめ度 ☆☆☆☆☆
nk
この箱絵、何処かで見たような記憶があります。おそらく,五六式がプラモを始める以前の記憶ではないかと思います。

nk
キット自体は,キャラクターモデル("蒼き鋼のアルペジオ"超戦艦ヤマト)をスケールキット仕様として部品の差し替えをしたものです。前後して他社からも何点か新キットが出ていますが,なんら劣ることのない好キットだと思います。お値段がお財布に優しいし,別売エッチングパーツも入手しやすいし,ちょっと部品を合わせてみたのですが,精度も高いし,箱を開けていたら組み立てたくなる衝動が治まらないので早々に封印しました。
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2017年10月26日

BANDAI FIGURE-RISE BUST FUMINA HOSHINO おすすめ度 ☆☆☆☆★

インジェクションでアニメキャラなどの胸像のキットをリリースするというFIGURE-RISE BUSTシリーズ・・・もう,22作目ですか・・・。で,このフミナさんは,メディオで特価品として売られていて,不憫に思ったのでGETしました。

fumina
バンダイさんの驚異の成型技術!!何と,塗装せずに瞳が表現できてしまうという・・・。昔,レジンキットの瞳をひいひい言いながら描いて,結局,似ていない!!と,絶望した同好の士たち(モデラーのこと)の涙は一体何だったのか・・・。

fumina
たった3パーツでこれです。現在の技術では,ほとんどスキルのない人でも,もれなくフミナさんの顔が再現できてしまうんだな・・・。

fumina
いいニッパーと切れるカッターさえあれば,ちょちょいのちょいと完成してしまいます。服の紺色の部分の合わせは驚異的でさえあります。

・両手は,パーティングラインがやや気になるのと部品の合わせにごくわずかに隙間ができるので肌色の部分は合わせ目の処理をして塗装すると良いでしょう。

・正面から見るとこのように素晴らしい出来ですが,残念なことに,コストカットと可動のためか顎の裏に空洞がどかっと空いています。正面から見るぶんには,何の不都合もありませんが,頸を見ちゃおという人にとっては,辛いところでしょう。まぁ,税込で¥1000しなかったので贅沢を言ったらバチが当たるというものです。
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2017年08月08日

BANDAI RE/100 1/100 AMX-103 HAMMA-HAMMA おすすめ度 ☆☆☆☆★

バンダイさんのRE/100シリーズのキットの紹介は2年前のディジェ以来かぁ・・・まだ色を塗っていないしなぁ・・・遠い目・・・

"ガンダムZZ"本放送の時にリリースされた1/144スケールキット以来,約30年ぶりのインジェクションキットです。

HH

<実機について>

ネオ・ジオンが開発した一般兵にも使用可能な改良サイコミュを搭載した量産型MSの試作機。全身に配されたスラスターの総数は,36基に及び,同世代の機体のほとんどを上回る高い機動性を誇る。しかし、多数のスラスターの稼働にジェネレーター出力の大半を喰われてしまうため,外付けのシールドに独立したジェネレータを搭載して武装へのエネルギー供給を担当させている。シールドという敵の攻撃に常にさらされるものにジェネレータを搭載するのは如何なものかと思うが,通常のビームサーベルでは容易に切断できない重装甲にすることで問題を解決している(しないと思う。こんな重いものを片側だけに搭載すると,重量バランスが崩れて運動性に問題が出るはず。この問題の解決のためにさらにスラスターを増設すると,ジェネレーターの出力が足りなくなって,さらにジェネレーターを増設,すると重量が増大して・・・)。
武装は,このシールドに搭載されている3連メガ粒子砲と3連装ビーム砲搭載の有線誘導アーム,ビームサーベル等。

名前からして,地上最強の親父とその息子みたいで強そうだし,Zガンダムを圧倒するほどのハイスペックな機体なんだけれど・・・「これに乗って戦争して来い!!」って言われたら嫌だなぁ・・・。

HH

<キットについて>

HH
何も考えずにニッパーでひたすらパーツを切り離します。この時点で140個ぐらい切り離しました。1/144スケールのHGならほぼ完成できるくらいの部品の数です。

何も考えずにというのは嘘で、ちょっとは考えて切り離すパーツを選んでいます。シールドのパーツは,すぐ分かるし,ゲート処理すればさっさと組んでしまえます。

赤い部品も、部品点数が少ないし,目立つのでこれもさっさと切り離してゲート処理をしておきます。

HH
このキットでは,右手と左手,右足と左足は,ほぼ共通の部品なのでぱっぱか切り離せます。

説明図を見ながら,Aの15と32を・・・などと部品を探しながら切り離して,ゲート処理をして・・・というふうに作ると恐ろしく時間がかかってしまいます。

HH
組めるだけ部品を組んで,さらに部品を切り離します。この時に、「あぁ,この部品が無かったから組めなかったわぁ。」と思った部品を優先して処理します。この時点で切り離した部品は200個あまりです。

HH
組み立てが進むように意識して部品を取ったのでかなり形になってきました。腕と足の部品がほとんど左右共通なので楽々作業が進みます。肩のスラスターも,部品を間違って組むことがないように配慮されているので,部品番号を参照しないでもパズル感覚で組むことができます。この時点で,切り離した部品は,280個あまりです。スラスターノズルは,全部で36個ありました。これらのゲート跡をひたすら処理します・・・涙・・・。

HH
残りの部品も少なくなって完成に近くなってきました。部品の総点数は330個あまり・・・ここまで組むと自重で潰れてきました。足首と肩のあたりが弱いようです。

HH
本体が完成しました。クリアピンクの部品が2個組み込まれていませんが,一度組み込むと外すのが困難なので,塗装をしたい人は,最後の最後に組み込むようにしましょう。同じ理由でシールドのジオンの国章も,そっと載せているだけにしています。

これに,腕を有線誘導している時の状態を表現するためのオプションパーツとビームサーベルが付きます。シールドは,かなり重いので左手が上がらず,全体に左肩下がりになってしまいます。実機があったとしたら、重量バランスの調整にさぞ苦労することでしょう。

ゲート跡の白濁は,爪で強くこすると少しましにはなりますが,やはり目立ちます。模型誌の記事では,よく「ゲート跡は,マーカーでタッチアップしましょう。」なんて書いてありますが,全塗装しないといかんじゃろ?

HH
スカートの部分をとってゴロンと置くだけで何だかJOJO立ちっぽいポーズに・・・。旧1/144スケールのキットと比べるとプロポーションの良さが際立っています。

・部品点数は多いものの,組み立ては簡単なので,時間をかけるのを厭わなければかっこいい範馬範馬・・・もとい,ハンマ・ハンマが手に入ります。シールドは・・・外すか,なんらかの支えをしておくか,各自工夫が必要でしょう。

・★一つは,シールドを装備すると自立しにくいところと顎の先の形の解釈。あとはすごくいいと思います。でも,「これに乗って戦争して来い!!」って言われたら嫌だなぁ・・・。
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2017年07月10日

IBG MODELS PZL 23A KARAS おすすめ度 ☆☆☆☆★

以前,ウエストランド ライサンダーの絵葉書を買った時,不細工だけれど独特の味があるPZL 23A KARASの絵柄のものも併せて買ったご縁でプラモの方も探していました。IBG MODELSっていうのがどんなメーカーかさっぱし分からんかったのですが,いまどきの新製品なので大はずれはないだろうと思って通販で入手しました。箱を見ると,ワルシャワなんたらの記載があったので,本場ものなのでしょう・・・。

PZL

<実機について>
ポーランドのPZL社で開発・生産された単発空冷エンジン装備の軽爆撃機。"KARAS(フナの意)"は,"カラス"というよりは"カラシュ"と発音するらしい。

エンジン出力が足りず,当時としてはやや旧式だったため,侵攻してきたドイツ軍に対して苦戦を強いられた。A型は,あまり実戦では使われず,エンジンを強化したB型が投入されることとなった。

B型は,速度性能が向上したが,そのため,飛行特性の素性の悪さが露呈,速度制限を課せられたまま運用された。当時,単発の軽爆撃機は,広く各国で開発・運用されたが,その後開発された戦闘機の性能の向上が目覚ましく,いずれも相対的に性能が低化し多大な損害を被ることになった。本機もその例外ではないが,圧倒的な力を持つドイツ空軍に対して健闘した。

PZL
・カウルフラップが無い・・・。エンジン出力が低いということ。

・Ju87や九九式艦上爆撃機,九九式襲撃機などと同様に固定式の主脚となっている。空気抵抗の増大よりも主脚の引き込み機構導入による重量の増大のデメリットを考慮したための方策だった。

PZL
・コクピット直後の謎の黒い棒。・・・ではなくて,コクピット直後の謎の黒い影。・・・ではなくて,コクピット直後の謎の溝。ここから,がばっと銃身が出てきて後方から来る敵機を射撃する。日本人だったら,絶対こういうことはしない(できない)。うまいこと引き込み機構を組み込んで綺麗にまとめるだろう。また,胴体の下のゴンドラには,爆撃手がいて爆撃をしていない時にはここからも後方から来る敵機を射撃する。このゴンドラも,空気抵抗の塊である。

・他の同級機が主脚にスパッツを履かせたり引き込み式にしたりして速度性能を向上させようとしているのに対していかにも旧式然とした感があるが,軽爆撃機である以上,制空権のないところでは多少速かろうが遅かろうが,どの機体もばたばた落とされたことには変わりがなかった。(イギリス空軍のフェアリー バトルは,液冷エンジンと引込み脚を装備し,PZL 23よりも70km/hも優速だったが,同じドイツ軍と戦って大損害を被った。)

<キットについて>

PZL
・いきなり,説明図の補足が入っています・・・汗・・・。組み立ての第一段階の絵が入っていなかったようです。"ERRATA"とは,"ERROR"のことなのでしょうね。

・塗装図が入っていますが,上面カーキ,下面ライトブルー程度でそれに,各メーカーの塗料の品番の表が載っているだけ,細かい色の指定はありません。古いエレールのキットや当時,ポーランド空軍機だったPZL11のキット(レベル製とか色々ある)の塗装指定を当たるしかないようです。ポーランドのミラージュホビー製1/48スケールキットにPZL 23やPZL 11がありますが,これらは,比較的新しいキットなので組み立て説明図にも詳しく塗装指定が載っているそうです。←ということは,もう1個キットを買えということ?

・上面のカーキ色は,グンゼの水性塗料の H81となっています。ラッカー系のC55もカーキ色ですが,H81より緑色が強く,ちょっと色味が違っているようです。一方,レベル1/72のPZL 11の色はオリーブドラブということですが,アメリカ陸軍機の茶色っぽいオリーブドラブでしょうか?本キットの箱絵を含む数点のイラストを見ると,カーキ色やオリーブドラブよりもむしろダークアースに近い茶色っぽい色のように感じます。まぁ,当時の実機を見た人なんてほとんどいないから俺色でいいんだと思います。

・垂直尾翼上端に貼るデカールは,"P.23(赤)"か"KARAS(黒)"かどちらかを選ぶようになっています。ネットで見つけた当時の写真では,"P.23"となっていました。また,そのすぐ下に貼るPZLの社章も赤と黒で選択になっていますが,自分が"P.23(赤)"を貼るのか"KARAS(黒)"を貼るのかに合わせて色を選択すると良いのでしょう。このPZLの社章,かっこいい(円の中にウィングマーク,円周上,三角形にP,Z,Lを配置)と思います。

・主翼下面の国籍マークは,白の部分を塗らずにライトブルーのままにした機体もあったようです。今となっては,このキットの塗装指定の機体がどちらかわからないようなので,好みでどちらの国籍マークにもできるように2種類のデカールを用意してありました。

PZL
パーツの表面は,いまやお約束の梨地に凹線です。

PZL
拡大してみると・・・かなり良い感じです。

PZL
・エッチングパーツがついています。主にコクピット内のディテール表現に使われていて,これだけでもかなりのお得感があります。

何やかや言っても,自分的には組むのが惜しいお宝キットではないかと思います・・・張り線がいらんし・・・。冷戦が終わって本当に良かったです。
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2017年07月08日

TIGER MODEL NON(CUTE PLANE) F-4U-4 CORSAIR おすすめ度 ☆☆☆★★

1/72スケールや1/35スケールのAFVモデルをリリースしている香港の新興メーカーTIGER MODELのディフォルメされた飛行機のキット,F-4U-4コルセアを入手しました。

F-4U

<実機について>

第二次世界大戦と朝鮮戦争で主にアメリカ海軍及び,アメリカ海兵隊が使用した艦上戦闘機である。

開発と生産は,チャンス・ヴォート社が行い,(生産に関しては,グッドイヤー社,ブルースター社も参加している。)2000馬力級のエンジンで大直径プロペラを回す高速戦闘機として設計されている。プロペラと飛行甲板のクリアランスを取るためには,通常,主脚を長くしなければならないが,本機の場合,逆ガル翼にすることで主脚をさほど長くしないままでこの問題を解決している。

しかし,大出力エンジンと大直径プロペラの回転トルクは凄まじく,これを打ち消すために垂直尾翼をやや斜めに傾けて取り付けている。逆ガル翼の採用や重い機体など癖のあるデザインのため,飛行特性にも癖があり,パイロット達には同時期に開発されたグラマン社のF-6Fの方が好まれたようである。

大戦期には,F-6Fの方がよく使われたが,大戦後は,F-4Uの方が永く使われ,Mig15を撃墜したり,南米のサッカー戦争でF-51(P-51)との空中戦で勝利したりしている。

F-4U

<キットについて>

・ダークブルーと黒で成形されたスナップフィットのキットにデカールとシールが用意されており,組み立ててシールを貼るだけである程度の仕上がりが保証されている全年齢向けのキットです。部品の精度は良い方ですが,数カ所押し出しピンの跡が残っていて部品の取り付けの邪魔になるところがありました。もちろん,すっぱーと切ってやれば,即,解決です。

・説明書は,日本語,英語,中国語の順に記載されています。色の指定は,タミヤカラーで,機体色は,ロイヤルブルーが指定されています。色もデフォルメと解釈するならこれも"アリ"かもしれません。大多数のモデラーは,ネイビーブルーで塗っちゃうでしょうね。

・コクピット内や脚の収納部などの細かい塗装指定はありません。お手持ちの他のコルセアのキットの塗装指定を参照しましょう。

・デカールもシールもプロペラの先の黄色のマーキングやプロペラのメーカーのマーキング,計器盤やパイロット名など細かいところまで揃っています。主翼付け根の冷却口のスリットもデカールやシールで用意されていますが,これを使うかデイテールアップして立体的に再現するか悩むところです。

F-4U

・方向舵は,可動ですが,取り付けが緩いので固定した方が良いでしょう。

・主翼の折りたたみ機構も可動です。精度が良いので可動を生かしても良いでしょう。主翼の継ぎ目の断面をディテールアップしたくてたまらなくなる方は,頑張ってください。五六式は,そのような衝動が湧き上がってきたら,いさぎよく固定しようと思います。

・風防はウィンドシールドとキャノピーに別れており,それぞれ差し込み式で胴体に取り付けます。取り付けが,ちよっときつめなので,ピンの部分を慎重に削って調整する必要があります。取り付けピンの根っ子にあたる部分がウィンドシールドの内側に見えますがこれを削って内側を磨きたてるのはやりたくないなぁ・・・え!?ヒートプレスで自作!・・・くれぐれもご乱心召されませぬように・・・
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2017年02月26日

EDUARD 1/72 THE BOAT (SICORSKY S-43/JRS-1) おすすめ度 ☆☆☆★★

昨年,高松市で開催された四国エアモデラーズミーティングで完成品を見て以来,作ってみたかったSWORDの1/72 SICORSKY S-43/JRS-1がエデュアルド版で再販されました。

<実機について>

ウクライナ系アメリカ人イゴール・シコルスキーの手になる四発大型飛行艇S-42を小型化した双発飛行艇。本来は,15名の乗客を運ぶ民間機であったが,その性能の高さを買われてアメリカ海軍や海兵隊,空軍で使用された。ハワイに展開していた2機は,真珠湾攻撃の際に破壊されず,敵艦の捜索任務などに使われ続けた。

<キットについて>
s43
基本は,SWORDのキット。

写真は,プラスチックの部品の3枚のランナーのうちの1枚です。パネルラインは,細い筋彫りです。写真の中にちらりと見える細長い部品は,折れていたプロペラ。まぁ,これくらいの補修は簡単,簡単・・・涙・・・。

例によって接合部のダボなど位置決めのための凹凸はほとんどありません。押し出しピンの跡もにょきにょき生えています。どうも欧米のモデラー達は,敢えて手間ひまかけて,キットが少しずつ組み上がって行く過程を楽しんでいるようです。

艇体背面のバネルラインを再現するため,艇体の一部が別パーツとなっています,メーカー(SWORD)の良心なのか,それとも,意地なのか・・・。

s43
資料本と組み立て説明書。

カラーページありで塗装図や実機写真がたっぷり載っています。本キットで再現できるマーキングは,7種類。これらはアメリカ海軍の2機のもので,時代によって塗装が変遷して行く様子を再現したものです。

これらの表紙のイラストと箱絵に描かれている機体は同じイラストで,背景のみ差し替えてあります。

s43
付属するエッチングパーツやレジン製の部品など。

乗員と15名の乗客のための座席は,レジン製でやたらと精密に成型しています・・・大人げない・・・。

窓枠の塗装や車輪のホイールを塗り分けるためのマスキングシートもついています。塗装の難易度が下がるのだけれど,本体の組み立ての難易度は高いからなぁ・・・。

s43
四国エアモデラーズミーティングで見た完成品。

本来のSWORD製のキットのデカールは,上の写真のようにアメリカ海兵隊の機体を再現したもの。本キットには,アメリカ海軍の機体(艇体上面銀,下面黒のものと大戦中のブルーグレーやネイビーブルーの迷彩のもの)を再現するデカールが付属しています。

何やらめんどくさそうなキットですが,死ぬまでには完成させたいものです。
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2017年01月04日

BANDAI HG 1/144 百里 おすすめ度 ☆☆☆☆★

部品の切り離しに失敗して部品請求しているうちに放置状態となってしまいました。そのあおりを受けて同時に購入した百錬もいまだ待機中です。

NEW KITとして扱うにはそろそろ難しくなってきましたが,まだ本放送中(鉄血のオルフェンズ)なので,まぁ,いいか・・・。

100ri

<実機について>

テイワズの下部組織,タービンズの女性パイロット,ラフタが登場する高機動型モビルスーツ。背中の巨大なバックパックは索敵センサーとブースター,および,武装ラックであり,高速戦闘時には,腕部も収納する。バックパックの質量が大きいため,重力下では,自立することすら難しく,地上戦には向いていない。

100ri

<キットについて>

安定のHGクオリティのキットです。この様なデザインゆえに,自立が難しいのでスタンドが付いています。

・ポリキャップが付いていますが,半分ぐらいしか使いません。関節部分の部品の樹脂は,柔らかく,ポリキャップの役目を一部,代行しています。ランナー枠Cの部品がそれで,細かい部位の可動や変形を可能にしています。このCの部品,ランナーとの接続部,ゲート周辺が僅かにヒケるようでゲート跡を平滑にするには,かなり削ってやらなければなりません。塗料も乗りにくいようなので手間がかかります。

・腕のE4の部品がはめにくいですが,本来は,他の部品と隙間無くはまるようになっています。強引にねじ込んだりせずに周りの部品がきちんと入っているかどうかチェックしたり,はめ込みの角度が適正かチェックしたりしてみて下さい。

・肘につけるシールド接続用のアダプターは,取付けにくいし,左右で別部品なので注意が必要です。

・手は,ライフルを持つための握り手のみです。平手とか,拳骨とかつけて欲しいです。

人型から外れているために組み立てが分かりにくかったり,難しかったりしますが,コレクションの中で異彩を放つよいキットだと思います。
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2016年11月19日

タミヤ 1/48 F-14A TOMCAT おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆

今年の飛行機プラモの最大の収穫は,本キットと12月発売予定のハセガワ1/72二式大艇と言い切っていいのではないでしょうか?(ボークスのF-4は,大都会に住んでいない人は,通販でしか入手できないからね。後,来年は,AIRFIXのVICTOR。)

タミヤ 1/48 F-14A TOMCATを(職場のある高松での)発売日に入手しました。

<実機について>

名機F-4ファントムIIの後継防空戦闘機としてアメリカ海軍が選定したのは,空軍との機種統合(TFX計画)を目指して開発されたGD/グラマン F-111Bであった(空軍向けは,GD/グラマンF-111A)。F-111Bは,着艦性能や航続性能を高めるため,VG翼を採用,武装として200kmを超える射程を誇るAIM-54 フェニックスミサイル(試験中ECM環境下での迎撃にも成功、6目標に対し6発を発射して4発命中)を装備し,アメリカ海軍の防空もこれで万全・・・というわけにはいかなかった・・・。F-111Bは,はじめから大きな機体だった上に改良の度に機体重量が増大していき,艦載機としては不適格とされて開発は中止されてしまったのだ。

F-111Bの開発中止を受けてグラマン社が新たに開発したのがF-14 TOMCATである。エンジンとVG翼,火器管制装置をF-111Bから受け継ぎ,防空戦闘機としてシェイプされた機体は,空母上での運用や格闘戦により適したものとなった。F-14Aに搭載されたTF-30ターボファン・エンジンは,F-111AやF-111Bに装備されたものと同じものであったが,出力が十分でなく,コンプレッサー・ストールをおこし易い(ぶっちゃけ,扱いが難しく,すぐエンジン停止する)という問題を抱えていたので,後に,TF-30自体の改良やF110エンジンへの換装(B型D型)が行われた。

F-14は,1973年にアメリカ海軍に正式採用され,ベトナム戦争の最末期上空支援に参加した後,中東やアフガニスタンでも作戦に参加,2006年に退役した。唯一,海外で採用されたのはイラン空軍であったが,その後,国交が断絶,退役したF-14のほとんどがイランへの部品供給を絶つためにスクラップにされた。なお,件のイラン空軍では,F-14同士からの部品の流用やホークミサイルを改良したものをフェニックス・ミサイルの代替品とするなどの努力により今なお主力戦闘機としての地位を保っている。

<キットについて>

本キットは,すでに複数のホビー誌によって紹介されていますのでいまさらHDSEDがどうこう言うこともないのですが・・・敢えて言おう,傑作であると!!

F-14

機首と胴体背面前後,4個の部品を切り離して繋いだだけでこの状態です。接着剤は一切使っておらず,手で一カ所握っただけですが継ぎ目が見当たりません。娘曰く,「さすが,タミヤ,日本製品!」

F-14

継ぎ目,分かります?

F-14

機体の内側の継ぎ手で接続をしっかりサポート。

F-14

胴体背面前後のつなぎ目は,段差がありますが,実機にもある段差です。気を利かして段差をなくすると他でつじつまが合わなくなります。この部分も裏側にはしっかり継ぎ手があって正しい接続をサポートしています。

仕上がりをきれいにするため,一部のゲートがアンダーゲートになっていますが,ここの処理がシビアです。削りすぎると部品の合わせ目が開いてしまいます。もともと精度が良くて部品がぴったり合うだけにゲート跡の削り過ぎは避けたいもの。誰じゃろ?簡単に組めると言ったのは?・・・とは言っても,接着してしまえば,多少の隙間は消えてしまうはずですから気楽に作業していった方がいいかもしれません。

<何でかな?>

それにしても,これほどのキットが実売7000円弱で買えるとは驚きです。

人件費が安いはずの中華メーカーや垢出身のキットが高騰を続けているのに!!

どこやらのホビー誌のマガジンキットを4冊分(総額で一万円超え)を買わなかったら1/72のF-14Dの部品が揃えられなかったのに!!

1/72イリューシン2のときも思ったのですが,タミヤが本気を出すとすごい!!怖いくらいです。

〇戦のときもそうだったけれど,もで◯ぐら◯○○くすがマガジンキットを出すと,タミヤさんがカウンターを打ってくるなぁ。ふぁいん・も◯◯どさん,だいじょうぶかなぁ。
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2016年11月05日

BANDAI 1/12 C-3PO おすすめ度☆☆☆☆★

先日,友人のA葉氏と電話で話していたら,「BANDAIの1/144ミレニアム・ファルコン号を組んでみたら,部品の合わせ方があまりにも巧みで感動してしまった。」という話になりました。BANDAIによるスターウォーズ関連のプラモの展開は,一般ユーザー(A葉氏は,本格的に模型を趣味にしているわけではありません。)にとってはよいことなのでしょうね。

で,今回のお題は,おしゃべりロボットC-3POです。

c3

<実機について>

スター・ウォーズの世界に存在する多数の種族間で互いの意思の疎通ができるように設計されたプロトコル(儀礼・通訳用)ドロイド。600万を越す宇宙言語や暗号,各種族の儀礼に精通しており,初対面のものにそれを自慢げに語る癖がある。非常におしゃべりでのべつまくなしにしゃべり続けているが,周りのものには聞き流されている。

c3

<キットについて>

・バンダイお得意の多色成形,全身可動スナップ・フィット・キットです。

・C-3POの金ピカのボディを表現するため,主要な部品はメッキ処理されており,ゲート処理のときにメッキが剥がれた部分が露出しないようにアンダー・ゲートになっている部品がたくさんあります。しかも,映画の新シリーズ仕様で右足のみが銀色になっています。

c3

・両腕は,可動重視のものと外観重視のものと2通りが用意されています。写真は,可動重視仕様。シリンダーの部品の色がメッキじゃないので少し悲しい・・・。

・腹部のごちゃごちゃしたコード類の部品は,用意されていますが,ややオーバースケールです。かといってこれをプラスチックの部品のまま細くするのは難しいでしょう。潔く素組みにするか,がんばってディテール・アップするか,当面は素組みで気が向いたら手を加えるか,悩ましいところではあります。
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2016年10月03日

アオシマ 1/144 新明和 US-2 お進め度 ☆☆☆☆☆

前回に続いてアオシマさんの飛行機のキットです。

海上自衛隊が装備する大型飛行艇US-2を組み立てて手許に置きたいと思っているモデラーはたくさんいるでしょうが・・・キットが無い!!・・・いや,あったんですけれどレジン・キットだったし・・・というわけで,今回のリリースは非常にありがたい!!これからも,この調子でP-1とか,C-2とかどんどん出していただきたいですね!!(かつてのマル◯ンやイ◯イみたいにならない程度に)

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塗装に支障がない程度に組んでいます。

<実機について>

大戦時の傑作飛行艇,川西二式大艇の流れを汲む新明和PS-1/US-1を改設計して大幅に性能を向上させた機体。PS-1/US-1譲りのSTOL性能と消波機構により波高3mの荒海への着水が可能な他,新規にキャビンを与圧式にし,加えてアビオニクスを大幅に近代化している。このことにより,救難飛行艇として世界第一級の性能を誇る。

us2

<キットについて>

・全面に筋彫りと適度なリベット打ちに加えて,どの部品もぴたりと付く精度の高いキットです。艇体の真ん中ほどの主脚収容部の裏側あたりに補強が入っていて,しっかり艇体が組み上がります。

・展示用スタンドと尻餅防止のためのおもりが付属しています。この展示用スタンドがなかなかのものでゲート跡が目立たないようになっており,機体に穴を開けないでもよいように継ぎ手になる部品も入っています。ちょっとスタンドのアームと継ぎ手の接続がゆるくなっているので調整が必要です。

・写真の状態では,まだおもりを入れていません。このままでは,機首を上げてひっくり返ってしまうので,バランスをとるために機体を前傾させいてます。ちょっと格好悪いけれど,今は,これが精一杯・・・。

・主脚収納のためのバルジの部品の精度が高く,胴体にぴったりとくっつきます。胴体の塗り分けラインがそこらにあるのでこれは本当にありがたい!!胴体背面の部品や主翼の接合部は,少し擦り合わせをして接着するとよいでしょう。

・離水時のフラップダウン状態を無改造で再現可能となっています。ここは,その状態で組み上げたいところですが,パイロットの部品が入っていません。ドローンでもあるまいに,ここは,どっからかパイロットをスカウトしてこなければなりません。これが,このキットの数少ない欠点かな?(旅客機の完成モデルによくあるようにスモークグレーなどで窓を塗りつぶすという手もありですね。)
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2016年09月22日

アオシマ 1/72 川崎 OH-1 NINJA お進め度 ☆☆☆☆☆

新キットの記事がこの5ヶ月間1個も上がっていませんでした。この間,な〜んにもキットを買っていなかったわけではなく,1/48シュペルなにやらとか,1/700三◯とか,1/144VFかんたらとか買っていたのですけれどガメラの方に精力を吸いとられてしまって・・・バルゴンも見つからんし・・・。

最近,涙もろくなったのか,"君の名は"を観て泣き,"魔法使いの嫁 5巻"を読んで泣き,本部のおっちゃんのかっこよさ(ピクルを助けた!!)に感激し,アオシマのUS-2とニンジャを見て泣く・・・。というぐらい今回のアオシマさんの新キットはうれしいものでした。何で,ヘリの◯ジミがキット化せんのや!!何でひこーきの◯セガワ(昔,UH-1で失敗してるし,ま,いいか・・・)がキット化せんのや!!何で◯ミヤはイタレリにキット化してもらってウォーバードにラインアップせんのや!!と思っていたのはHDSEDだけではないでしょう。

<実機について>

陸上自衛隊のOH-6観測ヘリコプターの後継機として1997年に正式採用,2000年に量産1号機が納入された。

攻撃ヘリに多く見られる直列複座の機体でコクピットの直後に複合センサーを装備,生存性を高めるために自衛用の対空ミサイルポッドを搭載する。テールローターは,アエロスパシアルガ特許を持っていた(現在は,特許の期限切れになっている。)フェネストロン方式で,更に,8枚のローターブレードは,風切り音を小さくさせるために不均等に配置されている。

その運動性は,宙返りや機首を上に向けての垂直上昇などのアクロバット飛行もこなせるほどに優れている。

ninja
箱に比べてキットは小さいです。もちろん,必要十分の部品数となっています。

ninja
塗装に差し障りがない程度に部品を接着した後,仮組みしてみました。

<キットについて>

初回特典でおまけ資料が入っています。

胴体部品を切り離すとき,垂直尾翼の先の衝突防止灯を切り飛ばさないようにしましょう。

胴体部品の張り合わせがタイトです。スナップフィットみたい。要調整です。

ミサイルポッドの合わせ目は,埋めてはいけないみたいです。

ローターハブやテールローターなど,繊細な部品が多いです。慎重に取り扱いましょう。

キャノピーのふくらみをスライド金型で再現してあります。

ninja
アオシマさんのBLOGにも書いてあったように,排気管の縁は,薄くなるように成形されていますが,更に薄くするとよいとのことです・・・納得・・・。リベットが細かく打ってありますが,これをいかしたままあちこち部品の継ぎ目を処理するのが大変そう・・・。

アオシマさんの飛行機キットといえば,青い◯嵐とか,◯雲とか,他のメーカーが出さないキットだけれど,完成度は???なものというイメージがありました。しかし,真大戦機シリーズが出てそのイメージは覆されました。(真大戦機シリーズは,再販される度によく売れているとのことです。)その真大戦機シリーズも大きく分けるとわずか3系統(Ta-152,紫電/紫電改,三/五式戦)。飛行機のキットの開発の経験が決して豊かとは言えないでしょう。そう考えると,今回リリースされたUS-2とOH-1の出来のよさに感動しないではいられません。
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2016年04月18日

BANDAI HGUC 1/144 AMX-004-3 QUBELEY Mk-II おすすめ度 ☆☆☆☆★

最新版の1/144スケールキットAMX-004-3 QUBELEY Mk-IIを入手しました。

amx ぎっしり部品がつまっている。

白い1号機の成形色替えのキットですが,BANDAIの通販限定で,一般の模型店では買えないという代物です。通販の告知があってすぐ完売していてHDSEDが入手したものは,二次出荷分でした。ま,量産型と違ってノーマルのキットを全塗装してやれば再現できる機体ですがね。

<実機について>

ジオン軍のサイコミュ搭載機動兵器エルメスを小型化するというコンセプトで開発されたネオ・ジオン軍のモビルスーツ。

肩に装備した4枚のバインダーは,それぞれスラスターを持ち,バインダー自体の運動によって複雑な機体の姿勢制御を行うことができる。また,リア・スカートに装備された10基のファンネルは,遠距離攻撃に,腕に装備されたビームガンを兼ねたビームサーベルは,近接戦闘に使用される。これらの機体制御および,火器管制は,全てサイコミュによって行い,適性のあるパイロットであれば,まさに手足のごとく操ることができる。

初号機は,白い機体のハマン・カーン専用機,黒い機体のエルピー・プル専用の2号機以降は,量産先行型のmk-2となり,赤い機体の3号機は,プル・ツー専用機となっている。

なお,これらのプロトタイプの後に量産された機体は,スペックダウンされたもので,低下した戦闘力を補うため,重武装化されている。

amx

<キットについて>

1/144スケールのキットとしては,2代目となります。(初代のキットもうちの倉庫にあります・・・しくしく・・・。)初代を超えるべく,組み立てやすさや塗装のしやすさ,見栄えなどを更に改善したものとなっています。でも,設定のイメージに近いのは,最初に出た1/220スケールのキットかもしれません。(かっこよくするために腿が長くなっています。)

巧みなパーツの構成により外装の塗り分けがほとんどいりません。とは言っても,完全にお任せというわけでなく,いつものホイルシールで細部の塗り分けのかわりとしています。

amx つるっつる!!

外装の部品が磨き上げられたようにつるつるです。最近のスケールキットに多い,パーツの表面が,金型の静電加工のままの梨地になっているものを見慣れた目には,新鮮に映りますね。グンゼの1/24スケールの車のキット(カルマンギアとか,ジュリエッタとか・・・)なんかがつるつるでした。

amx やってくれる!!

バインダーの裏側もぬかりなし,左右対称で2セットスクラッチするなんて考えたくもないですね。こういうところが工業製品の優位性かと思います。

amx

180個くらいある部品のうち,とりあえず,72個の部品を切り取ってゲートの処理をしました。外装パーツは,(バイクで言うと,カウルですね。)どうしてもゲートの跡が残ります。アンダーゲートにする技術があるのにどうしてそうしないのかさっぱり分かりません。磨き上げるか,クリアーを吹き付けるか,全塗装するか,いずれにしてもペーパーがけは必須です。

amx

左右対称になっている部品が比較的少ないので,半日もあれば,すぐに形になります。ファンネルさえなければ楽勝です。このファンネル,10個もあって,小さい部品なのにゲート跡を3カ所ずつ処理しなければなりません。AFVモデルのキャタピラや転輪よりはましかな・・・。

amx

・ジオンの国章がホイルシールなのは悲しい。どんなに外装を丁寧に仕上げてもアウトです。どこかにデカールがなかったかな・・・。

・スカートの装甲の中は,空っぽです。張り切ってメカとかフレームとかを詰め込みすぎると腿が入らなくなるのでいじりたい人はほどほどに。

・指先は,安全基準を満たすためか,丸まっています。尖らせたいけれど,10本の指先の形を全てそろえて尖らせるのは難しいだろうなぁ・・・。

・色プラで塗装しなくてもほぼ設定と同じ配色の完成品が手に入るというルールに縛られなければ,(デカールを使う,少しは自分で塗装するということにする。つまり,一般のスケールキットのやり方に歩み寄る。)もっと部品点数が減って,多少塗装は面倒だけれど組み立てやすくなり,トータルとして製作時間が短縮できるキットが作れるのではないかと思います。ジオンの国章のホイルシールを見て,ふと,そう思ってしまいました。BANDAIさん,どこまで行っちゃうのかなぁ?






AIRFIXの1/144スケールのガンダムなんてものがあったらどんなキットになるのかな?
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2016年02月29日

BANDAI HG 1/144 MW-01 お進め度 ☆☆☆☆☆

ハセガワさんから1/35スケールで日立建機 双腕仕様機 アスタコNEOがリリースされ,話題になっていますが,BANDAIさんからも建機が・・・

mw 異形・・・。

<実機について>

"機動戦士ガンダム the ORIGIN"に登場するモビルスーツの極初期の原型機という位置づけの機体。名目上は,建設機械として,内実は,新型の戦闘兵器として開発が進められ,ランバ・ラルや黒い3連星のマッシュなどの将兵がテスト・パイロットとして開発に加わった。動力源である核融合炉は,胴体内に収まり切らず,背部にむき出しのまま搭載されている・・・って・・・オイ!!

mw 背中のでかいのが核融合炉。

<キットについて>

・青い機体は,ランバ・ラル機で通販限定だそうです。通常版は,オレンジ色の黒い3連星のマッシュの機体です。

・ほとんどの部品は,ストレスなく吸い込まれるようにフィットします。パーツ割りも工夫されていて挟み込みになっている部分も部品の継ぎ目が気にならないようになっているのでバラバラの状態で塗装し,その後に組み上げることも可能となっています。

・動力パイプは,ゴム製で実感がありますが,ゴムは,プラスチックを溶かすことがあるのでこの部分は,他のものに置き換えると良いかもしれません。この部品は,一旦ねじ込むとはずれなくなってしまうので現時点では取り付けていません。

mw 悪そう・・・。本当は,肩からパイプが出ています。

・胴体全面の建機っぽいところ(ウィンチやライトなど)は,塗装に力を入れたりディテールアップしたりすると楽しいと思います。

・別売りのHG 1/144 プロトタイプグフ(戦術実証機 ブルーカラーVer.)の手首を取り付けることもできます。
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2016年02月15日

BANDAI HG 1/144 流星号(GRAZE CUSTOM II) おすすめ度 ☆☆☆☆☆

娘がi-phonのケースを買うのに付き合って家族みんなで倉敷市のエディオンまで行きました。

倉敷市のエディオンには,おもちゃ売り場もあって・・・やってしまいました。"すーぱーふみな"を買うという選択肢もあったのですが,今回は,"りゅーせいごー"をレジに・・・。

"りゅーせいごー"・・・私らの世代には,懐かしい響きです。・・・歳がばれる・・・。

<実機について>

鉄花団が火星で鹵獲したギャラルホルンのMSグレイズに改修を重ねて作り出したカスタム機で,姿勢制御ための装備をテイワズの百錬のものに換装し,新たに阿頼耶識システムを搭載している。また,パイロットのノルバ・シノの意向により,装甲を緑から赤に塗り替え,頭部に目や牙をペイントしている。

ryusei


<キットについて>

BANDAIさんの最新キットであるからには"はずれ"であるわけがありません。

形にするだけならば,半日もかかりません。

ryusei 70個ほど部品を切り離して

ゲート跡を処理しました。闇雲に切り離して行くと,わけが分からなくなるのでどこの部品か分かるものや左右で共用されている部品を中心に切り離しています。1つパーツを外して・・・ゲート跡の処理をし,また,それに合わせるパーツを切り離して・・・なんてやっていると遅々として組み立てが進みません。

ryusei 組める部品を組んでみました。

見た目,何も進んでいないように見えます。とほほ・・・。

ryusei 更に30個ほど部品を切り取って

ゲート処理をします。組み立てが進むように意識して必要な部品を切り取っています。

ryusei 大分,組み立てが進みました。

右足が形になっています,足や腕は,左右対称なので左右の区別があります。組み立て説明図をよく読んで部品ナンバーを確認しながら組まないと左足が2本・・・なんてことにもなりかねません。本キットでは,左右共用の部品(同一ナンバーで2個部品があるのですぐ分かります)が多くてホントに助かります。

ryusei 全部の部品が切り離されました。

ポリキャップも入れると,120個あまりです。

腿の装甲などは,左右の区別があるので部品の裏側の組み立て後見えないところにカッターの先で(R)とか,(L)とか記号を刻んでおくと良いでしょう。

ryusei 目のペイントのシールは,

この段階で貼ってしまうと塗装のときに困ります。もう1セットシールがあるとか,塗装する人のためにデカールをつけるとかしてくれると大変助かります。

ryusei

ryusei バックからの立ち姿がいいですね!!

まるでサ◯ビーみたいです。

では,また!!
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2016年01月08日

EDUARD 1/144 AVIA B-534 EARLY TYPE おすすめ度 ☆☆☆☆★

チェコのエデュアルド社からチェコスロバキア製戦闘機アヴィアB-534のキットがリリースされました。

b534 箱の中に部品がぎっしり
エッチングパーツは,別売り。

<実機にいて>

チェコスロバキアのアヴィア社(スコダ(=シュコダ)社の子会社)が開発した複葉戦闘機B-34の発達型。初飛行は,1933年。B-134,B-234,B-334、B-444とエンジン換装などの改良を経てB-534が開発,生産され,チェコスロバキア空軍主力戦闘機として採用された。本機は,複葉機としては,高性能だったが,時代は,単葉戦闘機の実用化へと移行し,加えてチェコスロバキアのドイツへの併合もあって活躍の機会はほとんどなかった。

その後,アヴィア社は,メッサーシュミットMe109をS-99として,Me262をS-92として生産している。

b534 胴体の部品が型ごとに微妙に違っている。

<キットについて>

歴史の上では大活躍できなかった本機ですが,エデュアルド製の本キットは,なかなかの名作です。1/144とは思えないほどのモールドと部品精度,しかも,複葉機ながら,B-534がかっこいい,そして,何より,メーカーの飛行機への愛が感じられます。もし,模型の神様がいるとしたら,神様が遣わした天使のようなキットではないかと思わせるぐらいです。

で,どうして☆4つなのかというと,エッチングパーツを同時に4セット入手(しなくてもいいけれど)しなくてはならなくなるからです。

b534 部品精度が素晴らしい!!

<注意点>

・キットは,4機セットですが,通常の部品のランナーの枠は4つで4機分,透明の部品のランナーの枠は3つで「あれ?」と思ったのですが,この3つの枠で風防が15機分とれます。そのうち,6機分は,後期型のものなので使えず,残りの9機分の風防をやりくりすることになりますが,実際は,4機分の風防があればいいので困ることはありません。

・それぞれのセットでどの型でも自由に作れるかというと,そういうことはなく,初期型の4つの型が1つずつ作れるようになっており,デカールは,6種ついていますが,説明書にある1つ目と2つ目の型に1種ずつ,3つ目と4つ目の型に2種ずつが対応しています。

・これらを踏まえた上で制作と塗装を進めて行かないと,「デカールが足りない!」「え?このタイプは2つ作れないの?」と慌てることになります。また,後期型のためのパーツもあるので注意が必要です。

・こんな小さいキットなのに風防とタイヤの塗装のためにマスキングシートがついています。

・別売りエッチングパーツは,1セットで1機分でした。あわてて,通販サイトに注文を入れました。手に入るじゃろか?どきどき・・・。4機分のエッチングパーツを買うと,それだけでキット代より高価になります。ただし,各種計器盤や操縦席周りの部品(きっと,完成後は見えない。きっと,ミクロマンでも覗くのは無理。),張り線をカバーしているので,使いこなせれば大変な作品をものにすることができます。また,キットの方には,このエッチングパーツの張り線のための穴の位置が分かるようにポイントが打ってあります。

・塗装指定は,GSIクレオスのカラー番号で指定してあります。すごいよ,GSIクレオス!!
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