2012年02月05日

CYBER-HOBBY 1/72 De HAVILLAND SEA VENOM FAW.21 おすすめ度 ☆☆☆☆☆

プラスチックモデル創世記であった1950年代から1960年代は,初期のジェット機が続々開発されていた時期と重なっており,最新鋭機として当時のジェット戦闘機のキットがたくさんリリースされていました。しかし,そのため,キットの製造技術が大幅に向上した1970年代に入ると,それらの機体は,既にキットが存在する機体となり,更に年代が進んで旧型機(=人気のない機体,知名度が低い機体)となってしまいました。そして,20世紀の終わり頃,気がつくと,よほどの有名機でなければ初期のジェット機の優れたキットは見当たらなくなってしまいました。

近年,韓国系,中国系のメーカーがこの穴を埋めるべくがんばってくれています。更に,エア・フィックスも参戦してワイバーンにハンター,シーホーク,ライトニング,TSR.2,ついには,シー・ビクセンまでもがキット化されました。そして,今回は,シー・ビクセンの前身,シー・ベノムまでもがキット化されるとは・・・これは,しばらく死ねませんね。

sven
不細工だけれどバンパイアより洗練されている

<実機について>

第2次大戦後,デ・ハビランド社が開発,製造したジェット戦闘機,バンパイアの性能向上型ベノムは,最初,戦闘爆撃機としてイギリス空軍に採用された。その後,コクピットを並列複座とし,レーダーを装備した夜間戦闘機型が開発されたが,空軍では,少数の採用に終わった。

イギリス海軍は,この夜間戦闘機型NF.2を基に開発された艦上全天候戦闘機をシー・ベノムとして採用,その後,オーストラリア海軍やフランス海軍も本機を導入した。


sven 胴体後端のぴょこっとした跳ね上がりが可愛い

<キットについて>

スライド金型使用で部品数を押さえ,双胴形式の機体を無理なく組み立てる・・・というコンセプトは良いのですが,その分,エンジン内蔵,動翼は別部品としたため,完成に辿り着くまでの道のりが遠くなってしまいました。・・・しくしく・・・。

1 翼や胴体などの主要部品はアンダーゲートになっています。慣れると,従来の形式と比べて部品の接合部やゲート跡の処理が格段に楽になっています。コクピットの部品やエンジンの位置決めもかっちりしていて好感が持てます。
2 エンジンとジェット・吸気口のダクトを組み立てないと胴体が組めません。胴体背部のエンジンの点検パネルは外せるのでこれを生かすならば,エンジンの塗装は必須です。
3 ジェット・吸気口のダクトとジェットエンジンの排気口の内側に部品の押し出しピンの跡があるのでこれを埋めないと次の作業に進めません。・・・ああ・・・完成が遠のく・・・。
4 ジェット・吸気口の整流板が4枚,部品は用意されていますが,組み立て説明書には,一切組み込みのための説明が書かれていません。説明図には,いつの間にかこれらの部品が組み込まれていると言う・・・。ちなみに,部品番号は,5,6,7,8番です。5,6,番は,内側,7,8番は,外側につきます。今回の仮組みで気付いたのは,ここだけでしたが,他にも取り付け場所不明の部品がありそう・・・。

こうなって来ると,空軍型のキットも欲しくなりますね。できたら,最近のエア・フィックスのお手軽キットで,スイス軍のデカールも付けて・・・ナットも新キットが出ることだし・・・後,どっかでシミターやバッカニアもお願いしまーす。
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2011年12月21日

DRAGON MODELS 1/144 NORTH AMERICAN X-15 おすすめ度☆☆☆☆☆・・・ただし,ちゃんと考証できる人だけ

1/72スケールや1/48スケールで決定版のキットが出ていないのにドラゴンモデルから1/144スケールでX-15のかなりイけてるキットがリリースされました。部品の構成を見るとかなりリサーチをしてキット化されたことが分かりますが・・・。

x-15

<実機について>

アメリカ空軍の実験機で3機が製造された。ロケットエンジンを搭載しており,超高空をマッハ6を超える速度で飛翔する。

B-52改造機に搭載されて空中発射,テストプログラムを終了後,前輪とそりを使って着陸する。

総フライト数は,1〜3号機で計199回。扱いの難しいロケットエンジンと過酷な条件下の飛行のため,幾度となく機体が破損している。

<キットについて>

キットはよくできているのですが,箱絵と組み立て説明書がいけません。

X-15は,シリアルナンバー66670(1号機),66671(2号機),66672(3号機)の機体があり,それぞれ時期によってエンジンやマーキングが変わっています。キットのデカールは,1号機と2号機のロールアウト時の状態を再現する物で,説明書で使用しないとされているパーツは,後の機体改修時の状態を再現するためのものです。デカールと塗装図が充実していれば,尾翼にNASAの黄色の帯が入った機体とか3号機とかが作れたのに・・・それともバリエーションキットが出る?

また,ドラゴンモデルの完成品版X-15には,いろいろな仕様のモデルが何種類かあるのでそのために用意されたパーツなのかも知れません,

1 で,透明部品ですが,

x-15

いきなりキットの指定が間違っています。風防のガラス面の形は,強いていえば3のパーツ,正しくは,1と3の中間くらいです。キット指定の2のパーツは機体が改修されたX-15A2のものです。

2 機首先端の計測器は,説明書だといきなり前部胴体に接着するようになっていますが,これも間違いです。パーツ31を介して取り付けます。ちなみに,パーツ30は,計測器なしの機体を作るためのものです。

3 水平尾翼の部品指定が逆になっています。下反角が付くように取り付けるのが正解。

4 エグゾースト・ノズルは,暫定的に取り付けられたXLR11エンジン2基のもの。本命のXLR99エンジンに換装したときの状態を再現する部品は,26番です。

5 初期の機体のコクピット後方に2個,半球形の小さな突起があります。気になる人は,リサーチして取り付けましょう。

6 箱絵と塗装説明図が違っています。"U.S.AIR FORCE"のマーキングは,塗装図の通りに貼りましょう。

7 3号機を作りたいならば,部品は揃っています。後は,シリアルナンバーを何とかしてNASAのマーキングをするだけ。

8 X-15A2を作りたいときは,胴体延長と増槽の自作が必要です。マーキングのこともあるので,バリエーションキットが出るのを待つ方がいいかもしれません。
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2011年12月18日

KOTOBUKIYA NON RAYLEONARD 03-AALIYAH SUPPLICE おすすめ度☆☆☆☆★

コトブキヤのD-STYLEシリーズの第9作目です。

sup

<実機について>

戦闘メカアクションゲーム"アーマード・コア4"のオープニングに登場する機体。

武装や塗装違いの同系列機が多数存在する。本機は,黒系の塗装と複眼のようなセンサー,肩に装備したキャノン砲が特徴。

sup 大人げないほど細部にこだわった頭部

<キットについて>

色プラ+スナップフィットで組むだけで実機のイメージを再現することができます。とは言っても,デフォルメされているので頭がでかくなります。それを逆手に取って頭部を精密に再現するとは・・・おとなげな・・・いやいや,素晴らしい発想ですね。

1 あまり目立ちませんが,足の裏などに肉抜きのための穴が散見されます。極力,プラ板などで塞ぐとよいでしょう。

2 銃器類は,貼り合わせなしのワンピースです。部品のひけ対策のためか,非常に薄くて迫力に欠けます。2個キットを買って銃器の部品を2つ張り合わせ,厚みを出すという手もありでしょう。

3 極力無くしているとはいえ,部品の合わせ目が目立つところがあります。(後頭部とか・・・)頭部は,色の違った部品を組み合わせることで複雑な塗り分けをしないですむようになっています。部品と部品の隙間を埋めて塗装するとなると,マスキングが面倒だろうなぁ。

4 背中の水平尾翼みたいな部品はぽろぽろ落ちます。全部の部品が組み上がった後,おもむろに接着してやるとよいでしょう。

5 塗装する色のほとんどが混色をするよう指定されています。何だか塗装するまでにくじけそう・・・。
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2011年12月03日

HASEGAWA 1/72 しんかい6500 おすすめ度☆☆☆☆☆

飛行機のハセガワという通り名を持つ長谷川製作所,しかし,飛行機ばかりを作っているわけではないことは,みなさん,先刻ご承知でしょう。40年ほど昔から今日に至るまで,ウォーターライン,ミニAFV,カーモデル,キャラクターものと製品のジャンルを徐々に広げて行き,今回,新しいシリーズとして"サイエンス・ワールド"を立ち上げました。

その第1弾が1/72しんかい6500です。

shinkai

<実物について>

日本が誇る現役で最も深くまで潜水できる3人乗りの有人潜水艇。水深6500mまで潜行が可能で,現在まで,学術調査のため,1250回以上のミッションを成功させている。

高性能な潜水艇として東宝の特撮映画"ゴジラ2000ミレニアム"や"日本沈没"(リメイク)に出演している。

shinkai

<キットについて>

・加藤単駆朗氏のパッケージ・アートがいい雰囲気出しています。

・白,黄,透明の3色で成型されたスナップフィットキットで,組み立ててデカールを貼るだけでほぼ実物のイメージを再現できます。

・部品点数は50あまりで透明部品で作るスタンドが付いています。スナップフィットのキットとしては,バンダイの最近のキットにやや劣る感じがしますが,ま,これは,単に経験値の違いということで。ハセガワさんもよくがんばっています。

・各パーツはぴったり合いますが,ブラスチックの弾性のため,放っておくと,徐々にパーツの継ぎ目が微妙に開いて行きます。ここは,やっばり接着剤のお世話にならねばならないようです。

・機体各部に多数見られる開口部は,いちいち墨入れしてやらねばなりません。組み立て自体は簡単なので,ここが頑張りどころでしょう。
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2011年11月06日

CYBER-HOBBY 1/200 NORTHROP YB-49 FLYIG WING おすすめ度 ☆☆☆☆☆

先頃,サイバーホビーが1/200スケールでアブロ・バルカンをキット化しましたが,本キットは,それに続くシリーズ第2弾となるものです。この調子で困らないぐらいの頻度で次々と新キットが出たり,以前出ていたドラゴンの大型機(B-52とかC-141か・・・)が再販になったりしたらいいのにな・・・。

49  
ブーメランです。

<実機について>

アメリカの航空機メーカー,ノースロップ(現ノースロップ・グラマン)社が開発したレシプロ機YB-35をジェット化したもの。非常に不安定な機体だったようで1947年に初飛行したが,1948年に墜落している。

全翼機の実用化は,ノースロップ社の創始者であるジャック・ノースロップの悲願であったが,YB-35がコケ,XP-79がコケ,YB-49がコケ・・・B-2が成功する(フライ・バイ・ワイヤ+コンピュータ制御で機体の安定を確保しているらしい。2011年11月現在までに,生産された21機のうち1機しか墜落していない。)まで多くの年月が費やされた。

49 
未来少年コナンが走りまくりそうです。

<キットについて>

1 部品の精度はすごくよいです。8枚ある垂直安定板は,どれもぴたりと本体にフィットします。

2 胴体というか,翼は,上下に分割です。上記と矛盾しますが,分割ラインは,下面に通っていて普通に飾る分には目立ちませんが,筋彫りよりはかなり太いラインになるので機体を裏返すとがっかりするかもしれません。
 食玩や塗装済み完成品は,パテのお世話にならないために分割ラインを目立たないところに持って行くことが多いので,このキットもその流れを組んでいるのかもしれません。ひょっとすると,一部は,塗装済み完成品となるのかな・・・?

3 1/200スケールのキットながら,コクピット内の部品は実に細かい・・・このスケールなら基本色で全体を塗装した後,窓のところはデカールを貼ってお終いっていうことだって多いのに・・・。

4 試作だけで終わった機体なので,塗装バリエーションは,金属色のもののみ。無改造で作って"UN"とマーキングしてエヴァの食玩を吊るして遊ぶというのもよいかもしれません。
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2011年11月03日

フジミ1/72 小型ビートル おすすめ度 ☆☆☆☆★

特撮TV番組"ウルトラマン"に登場した小型ビートルがフジミより発売になりました。

ジェット・ビートルの方は,ずいぶん前にハセガワから出ていたのですが・・・

SB

<実機について>

"ウルトラマン"の劇中に登場したジェット・ビートルよりも小型の偵察・支援戦闘機。機体全体が三角形のリフティング・ボディになっている。ロケットを動力とするSTOL機で科学特捜隊の基地のランチャーから射出されて離陸する。第1話でハヤタ隊員が本機に搭乗中,ウルトラマンと衝突し墜落してしまう。

SB

<キットについて>

ハセガワのジェット・ビートルは,もし,実機が存在していたらという方向でアレンジされていたのですが,こちらの方は,劇中の姿の通りでパネルラインはほとんど表現されていません。

1 部品のほとんどはアンダー・ゲートになっており,ゲートの跡をきちんと処理しておくと,主要部品がぴったりと隙間無くくっつきます。

2 透明部品は,クリアーのものとスモークのものの2種類が入っていて好みでどちらかを選んで使用することができます,

3 コクピットの造形は,大人げないほど詳細です。操縦席後ろの小部屋まで再現しています。

4 ウィンドシールドは,枠とガラス部分に分かれています。組み立ての手順上,マスキングしてから本体の銀を塗装してやらなければならないのにはかわりがありませんが・・・涙・・・。

5 胴体の先端部近くにヒケがあります。部品の合いがよくてパテのお世話にならずに組めそうだと思っていたのですが・・・涙・・・。
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2011年10月17日

PIT ROAD 1/144 BAC TSR.2 strike role おすすめ度☆☆☆☆☆

ちょっと前,AIR FIX からTSR.2の1/72スケールおよび1/48スケールのキットがリリースされましたが,あまりにもキット不在の期間が長かったためか,飢餓状態になっていたモデラー達の妄想は,もし,本当に実用化されたなら,とか,改装して隕石の破壊に使ってみたら,とか,あらぬ方向に・・・。そして,いろいろなTSR.2を再現するために2個買いとか3個買いとかした人もいたようで,本来,TSR.2とは何のゆかりもない日本でキットが大ヒット!!そんな人たちの要求に応えるため,実戦配備されたときに施されたであろうマーキングのデカールが発売され,追加部品によってメテオストライク仕様にしたキットがリリースされ,と,お祭状態だったことは記憶に新しいことでしょう。

しかし,TSR.2って,でかい飛行機だし,AIR FIXのキットはすぐ絶版になっちゃったし・・・と言う人もいるでしょう。そんな人のために1/144スケールでピットロードさんがTSR.2のバリエーションキットをリリースしてくれました。まず,実戦機仕様,そして,次回はメテオ・ストライク仕様だそうです。

tsr 
お腹に増槽を追加,英国機らしくブサカワに

<実機について>

1956年,イギリス空軍は,傑作ジェット軽爆撃機EE キャンベラの後継機として,核爆弾を搭載して敵地に超音速で侵攻可能な新型機の開発をイギリスの航空機メーカーに求めた。これに応えた各メーカーの提案の中から採用されたのは,EE(イングレリッシュ・エレクトリック)社とヴィッカース社の合同設計案(のちに共同でBAC社を設立)であった。

このTSR.2(Tactical Strike reconnaissance.2=戦術攻撃偵察機2)は,オリンパス・ジェットエンジンの不調に加え,過大な要求に応えるため,新技術を大幅に導入したことがたたり,開発は難航,それに伴い,開発費が高騰,当然,機体価格も上がって行った。

1964年にやっと初飛行したTSR.2自体は高性能な機体となったが,英議会は,コスト高を理由に開発中止を決定してしまった。代替としてF-111Kを導入することになったが,このF-111Kも単価上昇のため不採用となってしまった。結局,本来,TSR.2が果たすべき任務は,英海軍が採用していたブラックバーン・バッカニアの空軍型が担当することとなった。

この時代の同様な任務を担当する高性能核爆撃機は,N.A. A-5ビジランティやコンベア・B-58ハスラー,ダッソー・ミラージュIVなど実用化はされたものの,本来の目的で大成したものはほとんどなかった。(F-111は,辛抱に辛抱を重ねて改良を加え,やっとものになった。)

<キットについて>

実在したTSR.2を再現したキットに増槽とマーテル・ミサイル4基とそれを搭載するためのパイロンの部品を追加しています。もともとのノーマル仕様のキット自体がそのまま拡大して1/72スケールのキットとなっても通用するほどの出来でしたが,追加されたマーテル・ミサイルの部品も良い出来です。わざわざ2つの部品に分けられていて,フィンの部分がごく薄く成型されています。

デカールは,全面黒とダークグレイ/ダークグリーンのイギリス空軍迷彩の2種の機体を想定したもの。部隊マークがちょっと大きすぎて個人的には使いづらいです。1/144スケールなのだから,部隊マークは相当小さいはず。後,全面ヘンプとか,全面デザートピンクの機体もおもしろいと思うのですが・・・待っていたら,またデカール替えのキットが出るかな・・・。
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2011年10月09日

TAMIYA 1/35 M3 LEE/GRANT おすすめ度☆☆☆★★

タミヤから久々にM3 LEE/GRANTが再販されました。新キットとしてデビューしたときに気になっていたのですが,買い逃してしまったので今回の再販はうれしいニュースでした。

<実車について>

第二次世界大戦初頭,当時のアメリカ陸軍の主力戦車M3スチュアートは,騎兵戦車としては有能であったが,対戦車戦闘能力はドイツ軍の戦車に劣り,より重武装の主力戦車が必要とされた。これを受けて開発されたのがM3中戦車で車体右側に75mm砲,上部旋回砲塔に37mm砲,更に砲塔のハッチに7.62mm機銃を装備する多砲塔戦車であった。イギリス陸軍で使われたもののうち,グラントは,イギリス陸軍仕様のもので,アメリカ陸軍仕様のM3リーを基本として旋回砲塔を変更するなどの小改造を加えたものである。

リー/グラントの名前の由来は,アメリカ南北戦争当時の南軍(LEE)/北軍(GRANT)の将軍の名前から来ている。負けた方のリー将軍の名前が先に採用されたのは,敗れたとはいえ,劣勢な南軍を率いて北軍を悩ませたロバート・E・リー将軍に敬意を表してのことだと言われている。

L/G

<キットについて>

ともかく形にしようと仮組みしてみましたが,あきまへん。

前部と後部のフェンダー部をがっしり接着して組み立てないと形をなさないのですよ・・・このキットは・・・。しかも,下から見ると胴体内部が筒抜けになるところがあり,もし,気になってしまったらプラ版で塞ぐ算段をしなくてはなりますまい。

車体は,部品を接着してやらないとふにゃふにゃで頼りない感じです。また、車体をシャーシに取り付けて接着するときには,前の方で隙間が空き易くなっているので気をつけましょう。

75mm砲周辺も気を抜くとがたがたになってしまいます。とにかく,仮組みを何度もして調整することが大事だと思いました。
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2011年10月03日

冷戦が終わってよかったよ・・・東欧の飛行機キットたち

10月1日から2日まで東京でお勉強会があったので某クスによって良さげなキットをキットを探しました。

で,見つけたのが写真のキットたちです。

E/R

ウクライナのローデンの1/48 OV-1B MOHAWK

チェコのエデュアルドの1/48 WESTLAND LYSANDERと1/72 L-39 ALBATROSです。

ローデンの方は,第一次大戦機のキットが多いのですが,ヴェトナム戦争当時の地味なアメリカ陸軍機を1/48スケールで地道にキット化してくれています。・・・って,かつての敵側の機体でしょうが!!

エデュアルドの方は,エッチングで他社のディテール・アップ・パーツを多数リリースしているだけに下の写真のように,レジンパーツ,エッチングパーツ,マスキングシート,フィルムと部品だけならこのキット1つで完結してしまうという逸品。

EDU
これは,ライサンダーのもの,アルバトロスにもディテールアップパーツが付属する

エッチングパーツの細かいこと・・・これ,きっと部品を余してしまうよ・・・

これらのキットを見るにつけ,冷戦が終結して本当によかったです。

国際関係がこじれてお互いに核兵器を搭載した戦闘機が国境を越えて,結局刺し違え・・・なんてことを想像しなくてすむようになったのですから。
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2011年09月23日

AIRFIX 1/72 VICKERS VALIANT BK.Mk.1 おすすめ度☆☆☆☆★

最近,限定生産で今までありそうでなかったあれやこれやをリリースし,日本中の飛行機モデラーを予約のために模型店に走らせたAIRFIX。

今度は,1/72でVICKERS VALIANTですと・・・

最近のキットは,箱を開けただけで部品の多さに圧倒され,どっと疲れが出るようなものばかりと感じている方はいませんか?

◯セガワのマイ◯ーとか,バ◯ダイのメサイ◯バ◯キリーとか,タミ◯のエンツ○・フ○ラーリとか・・・

でも,AIRFIXがやってくれました!!

このキットは組める!!・・・かもしれない・・・。

3v 主翼の部品のランナーがこんなに大きい

<"3V BOMBER"について>

第二次大戦後の冷戦下,イギリスの航空省は,イギリス空軍が運用するためのジェット・エンジンを4発搭載する核爆弾搭載可能な戦略爆撃機を要求,それに応えてイギリスの航空機会社3社の3機種のプランが実用化された。

ビッカース社(帝国海軍の戦艦金剛の製造元)のヴァリアント,ハンドレページ社(ハンドリー・ペイジ社とも記述。映画"魔女の宅急便"で夜間飛行していた旅客機は,同社のH.P.42)のヴィクター,アプロ社のヴァルカン(当blogでこの間紹介済み)である。どの爆撃機の名前も"ヴ"から始まる・・・ということは・・・英語の綴りでは"V"から始まっているため,3V BOMBERと呼ばれた。

当時,戦勝国とはいえ,そんなにお金に余裕がなかったはずのイギリスが戦略爆撃機を同時に3機種開発し,実用化して運用するなどナンセンスとも思えるが,おそらく,

・ジェット機が実用化して日も浅いし,開発に失敗して仮想敵国やアメリカに差を付けられるのは困るナ。
→3機種のうち,どれかか成功すれば,もうけものダヨ。
→あらら,3機種ともそれなりに飛んでしまったヨ・・・。
→うーん,どの会社が倒産しても失業者が出て困るしぃ,3機種とも採用!!

ということになったのだろう。

ヴィクターは,異様な胴体に三日月翼の組み合わせ(3機種のうち最も高速,緩降下時にマッハ1を突破),ヴァルカンが無尾翼の巨大デルタ翼機(比較的レーダーに捉えられ難く,大型機にしては軽快な操縦特性を持ち,低空ではバレル・ロールも可能)と,どちらもぶっ飛んだ設計(でも,3機種ともエンジンを主翼付け根に埋め込むという点では同じ)だったため,もっとも保守的な設計のヴァリアントは,最も実用化に近い機種であった。

<実機について>

ロール・アウトしたヴァリアントは,全面ベア・メタルの銀ピカ。爆弾倉には通常爆弾がどっちゃりor核爆弾1発。1955年から就役し、イギリス初の核爆弾投下実験や水爆実験にも使用された。もし,戦争が続いていて,こんなんが飛んできたら,震電改をもってしても撃墜は難しかっただろう・・・。

しかし,後発でより高性能なヴァルカンやヴィクターが実用化し,ヴァリアントは,空中給油と爆撃任務兼用機となり,更にその後,機体構造に問題が発見されたため,1965年には全機退役してしまった。

<キットについて>

実機は,核実験に貢献している"悪もん"だし,実用機としてはダメダメだったわけですが,このキットは,何とはなしによいです。

箱を開けたとたんに感じた「組める」という予感。誤解でなければいいのですが。この予感を信じたい!!

在庫に1/72でヴィクター(マッチ・ボックス改めドイツ・レベル)もヴァルカン(MPCだけれど元AIRFIX)もあるのだけれど,あやつらは相当苦しまないと完成しない気がする。完成したら完成したで3つ並べたら絶対に奥さんにしかられる・・・。

3v 一緒においているのはイタレリの1/72ラファール

「完成できそう・・・」なんて書いていますが,そこは,それ,それなりに谷あり山ありを経験させられると思います。

1 最近のAIRFIXの新キットに多く見られるように梨地の表面に筋彫りがされています。プラスチックに厚みがあるところにはヒケが多く見られるので仕残しが無いようにパテで埋めて表面をならしておくとよいでしょう。

2 垂直尾翼にでかい出っ張りがあってその上にデカールを貼るようになっています。きっとどんなに強力なマークソフターを使ってもきちんと貼れないでしょう。モデルアート誌のレビューでは,「そこのところを切り欠けばいいんだよ」みたいな記述がありますが,切り欠きのアタリはどうやってつけるのでしょうか?

 とりあえず貼ってみて,現場合わせで切り欠きを入れて,できるだけマークソフターでなじませる。→デカールの破れ目のところを塗装でリタッチする。という作戦を考えていますが,リタッチのときの塗料の色合わせが難しいなぁ・・・。

3 これまた,モデルアート誌のレビューで指摘されていたジェット・インテークの部品の合わせ目の処理。これは,相当,苦労することが予想されます。
 
 とりあえず,接着して,できるだけきゅっと押さえつけて,接着剤が乾いたら,合わせ目にパテを盛るor瞬間接着剤を塗る。

 1週間ほど放置する。
 
 昼休みとか,暇なときに丸めたサンドペーパーですりすりする。

 飽きたら,部品をなくさないように注意して放置する。

 何度か繰り返すうちに段差が消えたような気になるので合わせ目にときパテを塗る。

 許せたらそのまま仕上げる

 許せなかったらもう一度パテを盛る。

 ここが上下分割でなく,インテークの穴の方向に合わせた一発成型の部品だったら楽勝なのですが,きっとそんなことをすると金型のコストが上がるのでしょうね。

4 これまた,これまた,モデルアート誌のレビューで指摘されていますが,今時なかなか見られない垂直尾翼に強引にブーメランのような水平尾翼を挟み込むという設計。こらえてちょうだい。うまく組み込む自信無いです。しかも,きちんと水平尾翼が奥まで入らないし・・・。

5 主翼の翼端のところが変形していました。指で押さえてなじませれば,何のこともない不具合です。プラスチックが柔らかいから,すぐ曲がるけれどすぐ治ります。主翼は,上面の部品を胴体にしっかり接着してから下面の部品をそれにフィットさせて接着していくとよいと思います。主翼上面の部品は,後部の高さがわずかに足りず,そのままだと機体のラインが若干ぎくしゃくします。ここの処理は,本格的に組むときに,現場合わせで対処しようと思っています。

でも,こうやって仮組してみると,これが,なかなかかっこいいんですわ。

AIRFIXさん,やったね!!

<いらんこと>

・・・いつもお世話になっているお店は,GS◯クレ◯ス経由でAIRFIXのキットを入れてくれているのだけれども,その場合,ビーバーさんが並行して輸入しているAIRFIXのキットは,とっくにお店に出ているのに◯SIクレオ◯からのキットはなかなかやってこないということが多々あります。

このヴァリアントのキットもそうで,いろいろな通販ショップで売られはじめているのにこちらにはいっこうに入荷せず,入手できるかどうかやきもきしました。ところが,あなた,1ドルが80円をかなり切ったあたりであっさり入荷(ユーロも連動してかなり安くなってました)。そりゃぁ,為替の差益で儲けるのも企業としては正しいのかもしれませんがね。
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2011年08月21日

BANDAI 1/1 LBX JOKER おすすめ度☆☆☆☆★

"ダンボール戦記"って観たことがないのですが,機体のデザインに惹かれて1個買ってみました。

説明図の機体解説を見ると・・・

何〜!! 3機編隊〜?!

他にも,一般機やカスタム機(模型雑誌Hobby Japanの10月号に改造記事が掲載されています)があるそうです・・・涙・・・。

<実機について>

lbx なかなかの出来なのですが・・・曲者・・・

TVアニメ"ダンボール戦記"に登場する2042年にタイニーオービット社が発売したホビー用小型ロボット。

トランプの「ジョーカー」をモチーフとしたLBX。ストライダーフレームを採用し,速度性能に優れ,トリッキーな動きで敵を翻弄するが,クセが強く扱いにくい機体とされる。基本装備は大型の鎌「ジョーカーズソウル」。

<キットについて>

lbx ここは,改修?

1 多色成型と部品構成の工夫で塗装しなくてもほぼ設定通りの仕上がりになるHGUCシリーズと違って対象ユーザーである低年齢層を狙ってコストを下げたためか,カラーリングの一部は,シールで再現,更に,細部は,塗装で再現(一部については,説明図に指示がありません)ということになっています。キットの内容だけでは完結しないのは最近のバンダイさんらしからぬところ。

ジョーカーの笑い顔は,シールで再現されます。塗装して本式に組む時のために今回は,シールを貼っていません。

部品の精度はあいかわらず高く,特に,スタンドの部品同士の"合い"は絶妙です。4つのパーツで構成されたこのスタンド,かっちり組めるのに分解が容易で収納がし易いのです。

2 Hobby Japanの10月号で指摘されている改修箇所が頭部の肉抜き穴です。雑誌では,埋めることをすすめていますが,もし,実機が存在していたら,コスト削減と軽量化のためキットと同じ形状になっているかも・・・(よし,決めた!!放置!!)

lbx 3機編隊・・・涙

3 ドムといい,旧ザクといい,リックドムといい,リックディアスといい,ドライセンといい,ドム・トルーパーといい,ハンブラビといい,ジャムル・フィンといい,ダンバインといい,ビアレスといい,三機編隊は,や・め・て

というわけで★を1つつけました。
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2011年08月20日

VOLKS 1/100 SCHPERTOR K.O.G おすすめ度☆☆☆☆☆

ボークスのFSSインジェクションキット第5弾です。

いつものことながら,発売のアナウンスがあった翌日には宅急便で届いていました。

すごいよ,ボークス。(すごいも何も,単に発売のアナウンスの方を遅らせるればいいわけなんですが・・・)

schp 部品の精度は高いですが,スナップフィットではありません

<実騎について>

永野護作のコミック"Five Star Stories"に登場する戦闘ロボット,MH(Mortar Headd)の一種で主人公メカK.O.G(Knight of Gold)のプロトタイプとして作られた2騎のうちの1騎。剣聖ディモス・ハイアラキの乗騎としてWater Dragonと呼ばれ,剣聖ダグラス・カイエンに譲られてからは,「白銀の騎士(Knight of Chrome)」とも呼ばれている。本騎は,もともと強力なMHであるだけでなく,剣聖の乗騎であった期間が長かったため,非常にたくさんのMHを撃破しており,左肩に記されているキル・マークは,優に100を越えている

原作者によると他のMHにはないある"ひ・み・つ"が隠されているという。HDSEDは,あのばかでかい頭部が怪しいと思う。きっと,あの中に,何かが入ってるのだろう。兄弟騎であるオージェ・アルスキュルの頭はそんなにでかくないのだから・・・。きっと,ぱかっと開いて大砲が出てくるとか,バネ仕掛けでパンチが繰り出されたりとか・・・はしないと思う・・・。

schp まだ組み付けていない部品も多いのにこの密度感

<キットについて>

今までのキットより2割ほど高価な(¥8400→¥99475)だけあってでかい箱に白色やら,灰色やら金色やらのプラスチックで成型されたパーツがぎっしりつまっています。実は,1回,部品を取り出すと,もう,箱に収まらなくなってしまいました・・・涙・・・。もし,そうなってしまったら,加えて,転売して儲けようなんて思っていないモデラーの方なら,この際,ちょこっと組んでみることをおすすめします。

1 複雑な部品構成と塗り分けを再現するため,頭部だけでも大変たくさんの部品に分割されています。ただ,ネブチューンのときと違って後はめ加工の必要がないのは幸いです。そこまでやっても部品の色分けは不十分だし,無塗装では,塗装したものに較べると質感で劣るので結局塗装するしかありません。金色のところの色味がばらついていたりするとかっこわるい(スカート状の装甲の色が揃っていないとか・・・)ので十分に塗装プランを練って塗装に望むことをおすすめします。

2 このごろは,基本色となる白色や金色の塗料が各社からたくさんリリースされており,色味も様々です。自分の好みにあった白色と金色の組み合わせを試行してみるのも楽しみのひとつとなるのではないでしょうか?また,銀色にクリアーを重ねるとか,パール塗料で金属色を再現するなどの技法もあり,金色の再現で個性を出すこともできます。時々,模型雑誌で金色の再現について特集を組んでいることがあるので手許にあるバックナンバーを発掘してみるとよいでしょう。

3 K.O.G.のナイト・マスターの紋章は,モザイク絵画のようになっているという資料がありますが,この人の場合は,いかに?キットでは,ナイト・マスターの紋章は,アウトラインが筋彫りでモールドされていて塗装で再現するようになっています。¥99475もするキットなのでデカールに入れるぐらいはしてもよかったのではないでしょうか?
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2011年07月10日

CYBER-HOBBY 1/200 AVRO VULCAN B2 おすすめ度 ☆☆☆☆☆

ドラゴンモデルは,以前,ハセガワと提携していた時に1/200スケール(ハセガワの旅客機のキットとスケールを合わせていました)でB-52やTu-95などの大型軍用機のプラモをリリースしていたのですが,長い間,キットを増やすでもなく,再販をするでもなく,(C-141を買い逃したので再販しておくれ!!)このシリーズを放置していました。

vl 主翼の後退角の微妙な変化が分かる。

ところが,ここに来て,いきなり新キットでアブロ・バルカンのリリースとはうれしいような,お小遣いが飛ぶような・・・(B-52より高いバルカン・・・)さぁ,みんなで買い支えて3V爆撃機を揃えてもらうとか,ニムロッドを出してもらうとか,勢いつけて新型のP-1やC-2を出してもらうとか,P-2Jを出してもらうとか・・・しましょう。

<実機について>

イギリスのアブロ社が開発し、イギリス空軍が使用した変形デルタ翼を持つ戦略爆撃機。同時期に開発されたハンドレ・ページ社のビクター,ヴィッカース社のヴァリアントととも3Vボマーと呼ばれた。

冷戦時には核ミサイルを搭載,西側の核抑止力,核報復手段として運用されていたが,後に通常攻撃も可能な機体として改装された。ビクターやヴァリアントは,通常兵器を搭載して低空で機動を行うことには適していなかったので,バルカンのみが爆撃機として長く運用されることとなった。

フォークランド紛争では,多数のビクター給油機のバックアップを受けて大西洋を越え,アルゼンチン空軍の滑走路を爆撃することに成功した。戦果そのものよりも英国の意地を見せつけるということの方が大きかったみたいだが・・・逆らうヤツは,たとえ,地球の裏側にいても爆撃しちゃうよ・・・みたいな・・・おお,怖っ!!

・・・しかし,アンソンを1935年に初飛行させた会社が1941年にはランカスターを飛ばし,1952年にはバルカンですと・・・兵器の進歩には驚かされますね。

vl

<キットについて>

最新キットだけに全面パネルラインは筋彫り,ジェット吸気口や主翼のねじり下げもきちんと再現されています。

1 垂直尾翼の取り付けが緩いです。垂直尾翼側のダボにやや厚めの紙をはさんでやるといいでしょう。
2 デカールは,核攻撃機としての全面白色塗装のものと通常のグリーン/グレーの迷彩のものと2種類が付属しています。
3 ジェット吸気口の部品の合わせ目は接着剤を多めに塗ってぎゅっと部品を握って接着し,合わせ目の処理に手がかからないようにしましょう。
4 機体の裏側に部品の合わせ目の隙間がたくさん出てくるので仮組をきちんとしてパテ盛りが最小限で済むようにしましょう。
5 飛行する姿がかっこいいからスタンドを付けて欲しかったです。
6 在庫のMPCの1/72キット(正体はAIRFIX 1/72)はどないしよう・・・?

vl
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2011年06月13日

童友社 1/43 LAMBORGHINI REVENTON おすすめ度 ☆★★★★

ミニカーではポピュラーな1/43スケールのスポーツカーのキットが4種,童友社からリリースされたので試しに1ヶ買ってみました。

reve

<実車について>

ランボルギーニ社が製造・販売するランボルギーニ・ムルシエラゴをベースとしたスーパーカー。

2007年フランクフルトショーで初公開され、20台限定で販売。価格は,100万ユーロ(約1億6000万円)。

エンジンは,12気筒6500ccで最高速度は350km/h。岡山から大阪まで40分で行けるゾ←行けへん,行けへん。

たとえ掃いて捨てるほどお金を持っていても入手困難な車。

<キットについて>

100万ユーロの車がプラモとはいえ¥800とはラッキー!!と,思っていたら,さぁ,大変。

エッチングパーツが1ヶ足りん!!

フロントウィンドーに汚れが・・・と思って拭いてみてもいっこうに汚れが落ちん!!

それもそのはず,透明のプラスチックに黒いプラスチック片が混入しとる!!

翌日,キットを返品しました。

後日,同キットが再入荷したので見てみると,フロントウィンドーに難があるものが3ヶのうち2ヶ!!

おいおい,完品率は1/4とな!!いくらMADE IN CHINAでもそれはなかろ?

え?これ、元は,ACADEMYのキットなの?・・・もう,何と言っていいのやら・・・。☆1ヶにしてるけれど,腹の立つ・・・。

キット自体は部品の精度もまあまあだし,ドアの内ばりの成型のアイデアは脱帽ものだし,美点も多いのに残念なことになっています。

あと,リアのコンビネーションランプの詳細が不明だったので調べてみました。
posted by 五六式 at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | NEW KITS

2011年05月22日

MIRAGE 1/35 TKS-B おすすめ度☆☆☆☆★

先日,私用で東京まで行ったときに老朽化して近々取り壊しになる秋葉原のラジオ会館に寄りました。

海洋堂ホビーロビーでは,リボルテックの3割引セールをやっていましたが,狙っていたものは,既に売り切れていたので,お買い物を断念。次に,スケールモデルを漁りにイエロー・サブマリンやボークスを見て回りました。

すると,ボークスの店頭で見慣れない戦車のモデルが・・・。

えっ!?1/35なのにこんなに小さいの?

AFVは,1/48をメインにしようと思っていたのに決心がぐらつくではないですか!!

・・・と思ったのが,ポーランドのミラージュモデル1/35 TKS-Bのキットです。

tks パテ無しでこれくらいまで組めます。

<実車について>

TKSは,イギリスのカーデン・ロイド豆戦車Mk.VIをもとにポーランドが開発し,1931年に生産が開始された偵察用の豆戦車TKを改良したものである。TKから出力の高いエンジンに換装し、最大装甲厚を2mm厚くしている。

また,TKS-Bは,更にサスを改良し,走破性を高めたものである。

武装は,7.92mm機関銃が搭載されているが,20mm機関砲や37mm砲を搭載したものもあった。

生産台数は,試作型を含め,300両あまり。1939年のドイツのポーランド侵攻の際に投入されたがポーランドはあえなく降伏,一部の車両はドイツ軍に捕獲使用された。

tks 同スケールのシェリダンと並べてみた

<キットについて>

ボークスの店員さんに

「普通に組めますか?」

と聞くと,

「タミヤ並みとは言えないけれど,外国製のキットとしては精度はいい方です。」

とのことです。

実際に組んでみると,まあまあの精度。フジミの初期の1/76のタンクが組めるなら十分組み上がるでしょう。

1 キットは、事実上,TKSとTKS-Bのコンバーチブルキットとなっています。塗装とマーキングの資料さえあればどちらにも組めるでしょう。組み立て説明書のロジックが分かり難かったですが,両タイプの違いは主にサスの部分だけなのでそういうつもりで見るとすっきりすると思います。

2 塗装の説明は箱絵のみです。色の指定とかもありません。ネット上でいくつかの現存車両の写真が探せるので(現代のイベントで走り回っている動画もあったりします)それを参考にします。イギリスのプロペラ戦闘機の色とドイツ軍戦車のレッドブラウンあたりから近い色を見繕って塗ります。塗り分けは,単純に長方形で分割しているだけのようです。

3 車体の組み立ては,説明書の通りに組むとよいのですが,部品にバリが多いのと部品同士を隙間なく組むにはこつが必要なのとで仮組を何回もして部品の接着の手順をよく検討しておくことをおすすめします。(五六式はらちがあかなかったのでもう接着しちゃいましたが・・・)
posted by 五六式 at 23:03| Comment(0) | TrackBack(0) | NEW KITS

2011年05月06日

PIT ROAD 1/144 EUROFIGHTER TYPHOON おすすめ度☆☆☆☆☆

ピットロードからイギリス空軍仕様のFGR.4に続き,ドイツ空軍仕様のタイフーンが発売されました。オーストリア空軍のデカールも付いていたので2個買い・・・涙。

typhoon
自衛隊のFX,いい加減にこれに決めちゃいなヨ。

<実機について>

1970年代に次々に登場した旧ソ連の高機動戦闘機に対抗するため,ヨーロッパの各国がそれぞれの思惑を持ちつつ共同開発した第4.5世代ジェット戦闘機。J-35ビゲンのようなダブルデルタの機体で限定的な超音速巡航能力やF-22に次ぐ格闘戦能力,多彩な兵装搭載能力が特徴である。

フランスが入って,やめて,ドイツもやめよーかなーとほのめかすなど紆余曲折があった(フランスは,艦上戦闘機を開発する必要があったため)が,1994年に初飛行,何段階かのアップグレードをしつつ,生産,各国への配備が続けられている。

老朽化が進んでいるF-4EJの代替機としてのFXの候補としても名乗りを上げており,イギリスのBAeは,ライセンス生産の許可や日本独自の兵装を可能にする改修の許可など破格の条件を提示しているという。

typhoon
カナードの取り付けのためのピンが細いのでまだ取り付けていません。

<キットについて>

1 主要な部品はスナップフィットのようになっていますが,兵装やキャノピーなどは接着が必要です。

2 空気取り入れ口付近の部品構成が複雑です。仮組をして組み立てや塗装の手順を頭に入れておきましょう。

3 胴体背部のエアブレーキは可動しそうですが,そうすると,浮き上がってしまい,胴体とフィットしません。いずれか好みの角度で固定しなければいけません。

4 キャノピーは,パーティングラインが入っているがΩ型の断面を再現したものとパーティングライン無しだが断面の再現性が劣るものとの選択になっています。
 前者を選ぶなら,パーテングラインに目をつぶるか,パーテングラインを削り取ってキャノピーを磨き倒すかしましょう。

5 カナードの取り付けのためのピンが細いので折らないように注意しましょう。大事に置いておいて最後に取り付けると吉。
 駐機状態では,カナードの先端は,斜め下を向いているようです。

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2011年04月29日

VOLKS 1/100 V SIREN(PROMINENCE) おすすめ度☆☆☆☆☆

ボークスのFSSインジェクションキット第4弾です。

実騎同様,フレームを共用する兄弟騎 V SIREN(NEPTUNE)と同時開発ということでしたが,NEPTUNEの開発が難航,本キットも予想より1年ほど後のリリースとなりました。現時点で次回作のSCHPERTORの予約が間もなく開始されるとのこと。お,お小遣いがぁ・・・!!

prom

<実機について>

永野護作のコミック"Five Star Stories"に登場する戦闘ロボット,MH(Mortar Headd)の一種で星団3大MHのひとつとして有名なサイレンを対MH戦闘に特化してチューンした騎体である。装甲を必要最小限にして軽量化しているため,一般騎に比して瞬発力に優れるが,耐久性が劣る。魔導大戦では,フィルモア皇帝ダイ・グが自ら騎乗,一撃でアシュラ・テンプルを撃破している。

prom

<キットについて>

1 NEPTUNEの時と同様,騎体の塗り分けに準じて部品が分割されており,塗装が容易に行えるようになっています。(大方1万円もするようなキットを無塗装で組み上げる人もそうはいますまい)裏を返して言えば,塗装して行かない限り組み立てもままならないということ。本騎の基本色であるオレンジ色は,きれいに発色させるのが難しそう・・・すなわち,組み立てが進まない・・・涙・・・

2 ボークスの本シリーズの他のキットと同様,部品がきっちり合わさってスナップフィットのようになっているところと合いが甘く,ぐらぐらになっているところが混在しています。仮組をして作業の手順をしっかり確認することをおすすめします。

3 塗り分けを部品の段階でほぼ終わらせるようにするため,部品の分割が細かくなっているところがあります。中には,数mmほどの非常に小さい部品が太いランナーになにげについていることがあるので要注意です。組み立てが完了するまではランナーを保管しておくと見逃した部品を捨てるなどという事故を防げると思います。

4 背中の2本のスタビライザーは,ドライヤーで暖めて曲面をつけるようになっています。左右均等に曲面をつけるなら、ボウルなど適当な型を用意しておくことをおすすめします。
posted by 五六式 at 21:05| Comment(0) | TrackBack(0) | NEW KITS

2011年04月24日

AIRFIX 1/72 NORTH AMERICAN F-86F SABRE おすすめ度☆☆☆☆★

何度かの倒産の危機を迎えながらも見事復活を果たした英国の名門AIRFIXの新キットのできはいかがなものか・・・?

sabre

<実機について>

朝鮮戦争において,アメリカ空・海軍は,F-80,F-84,F-9F等のジェット戦闘機を投入し,北朝鮮側のレシプロ戦闘機に対して優位を保っていたが,共産軍側の新型戦闘機MIG-15の登場によってその優位性は崩れ去ってしまう。MIG-15は,後退翼を採用しており,アメリカ軍側の直線翼の戦闘機に対して高速性能が勝っていたのだった。

ノースアメリカン社は,開発中のFJフューリー艦上戦闘機の陸上型,XP-86を後退翼を装備した機体に改設計し,MIG-15に対抗できる戦闘機を作り上げた。このXP-86生産型は,アメリカ陸軍航空隊にP-86Aとして採用され,さらに陸軍航空隊が空軍になった際にF-86と改称,朝鮮戦争に投入した。

MIG-15は,性能では,F-86をやや上回っていたが,F-86の方は,装備や支援設備が充実しており,アメリカ空軍のパイロットの練度や戦術も共産軍側を上回っていたため,F-86のMIG-15に対するキルレシオは,10:1と圧倒的なものとなった。

この戦歴や高性能が評価されて,F-86は,この後,航空自衛隊や西ドイツ空軍,カナダ空軍など,多くの空軍で主力戦闘機として採用されることになる。

自衛隊の戦技研究班,ブルーインパルスの初代の機体であり,東京オリンピックでは,開会式場の上空に五色のスモークで五輪を描いたことでもよく知られている。

sabre

<キットについて>

1 最近のAIRFIXの新キットに多く見られるように梨地の表面に筋彫りがされています。プラスチックに厚みがあるところにはヒケが多く見られるので仕残しが無いようにパテで埋めて表面をならしておくとよいでしょう。

2 デカールは,銀塗装に派手なドラゴンのペイントが施されたものと迷彩のものの2種類です。ドラゴンのデカールは色がハデすぎるような感じがします。軽くウォッシングすればいいかもしれませんがそれにデカールが耐えられるかどうかが問題だ・・・

3 機体下面,主翼の付け根の部分に隙間ができます。(上の写真参照)ここは,パテのお世話になるでしょう。

4 キャノピーは可動するようになっています。でも,動かしている間に塗料がはげる可能性があるので閉位地で固定するのが無難だと思います。

5 AIRFIXのキットは,いつもながら機体の特徴をよくとらえていると思います。それに,説明書は,機首に入れるおもりの重さも明記してあって親切だし,お値段も国産キットよりもやや安価な¥1260とは!!

日本のメーカーさんもうかうかしていられませんよ!!
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2011年03月13日

BANDAI 1/100 YF-29 DURANDAL VALKYRIE おすすめ度☆☆☆☆★

TV板とは異なり,劇場版"マクロス〜サヨナラノツバサ〜"では,主役メカがVF-25メサイアからYF-29デュランダルに交代するようです。BANDAIさんからリリースされるのは,非変形のファイター形態のものが3種類。

五六式は,緑のヤツを購入しました。でも,本編に出て来るアルト機も買うことになるかも・・・

yf

<実機について>

VF-25 メサイアやVF-27 ルシファーと同じくYF-24 エボリューションを原型に開発された試作機。

熱核タービンエンジンを4基搭載し,フォールド・クォーツを増設したため,機動性能が高い。

yf

<キットについて>

1 主要な配色ごとにパーツを分割したスナップフィットのキットで実機のイメージをよく再現しています。

2 部品の精度は高いのですが,プラスチックの弾性のためにパーツ同士がいまいち密着しません。パーツを合わせるためのダボを若干削った上で接着する必要があります。写真のようにストレーキも厚いので薄く加工したくなりますが,これをすると筋彫りの復活とか他のパーツとの合いの修正とか作業が増えて行くので目をつぶります。

yf

3 マーキングは,シールでサポートしていますが,シールっていつまできちんと着いていてくれるのでしょうか?
 ここは,ハセガワさんちの子達と同じようにデカールにしてほしかった・・・カルトグラフならなおよかった・・・
 ランカがかわいいから許すけれど・・・。

4 インテークの中のタービンをきれいに塗るのは難しそう・・・何で別パーツにしなかったのでしょうか?

5 キャノピーがクリアオレンジなのは絶対おかしい。スモークグレイをスプレーして色を落ち着かせる予定です。
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2011年02月06日

コトブキヤ non scale AV-X0 ZERO おすすめ度☆☆☆☆★

アニメに登場するロボットをディフォルメ化してキットにするコトブキヤのD-STYLEシリーズの第五弾がリリースされました。

今回は,パトレイバー劇場版から次世代試験機AV-X0 ZERO零式です。

zero

<実機について>

私たちの世界とちょっと違った歴史をたどったとある世界,そこでは,人が操縦する人型産業ロボットが建設,土木の分野で広く普及,これらをレイバーと総称していた。

これら,レイバーは人型であることによって得られる汎用性が長所であったが,それゆえ,やがて犯罪に利用されるようになっていった。警視庁は,いわゆるレイバー犯罪に対処するため,特車2課を新設,パトロール用レイバーを配備した。

当時のレイバーの進化は,凄まじく,最新鋭であったAV-98イングラムの性能も早晩陳腐化するであろうことが予測された。そこで,AV-98の製造元である篠原重工は,新OSを搭載し,機体設計を洗練して更に戦闘能力を高めた実験機AV-X0 ZERO零式を開発した。


zero

<キットについて> 

接着剤不要のスナップフィットで一部塗装済み,また,シールドや背中のマーキングはタンポ印刷済みです。特別凝らないのであれば,アンテナ先端と腰のところのウィンカー周辺を塗装すれば出来上がりとなります。

1 部品の分割の工夫でほとんど部品の合わせ目は目立ちません。未塗装では,光が透けてくるので,全塗装がおすすめです。マーキングは消えますが,今月発売予定のイングラム2号機に1,2号機と零式のためのデカールが付属する予定です。

2 ウサ耳,もとい,頭部のアンテナは接着しないとぽろぽろ取れてきます。塗装仕上げを前提として接着するためには,アンテナ部品の合わせ目の処理と塗装が必要です。

3 頭部センサーのカバーの部品は,位置が決め難い上,脆いので注意が必要です。HDSEDは,ピシッとやってしまいました。また,部品請求せんといかん・・・。

4 両肩のパトランプは,塗装済みですが,両端にランナーの跡がつくのでサンドペーパーとクリアレッドのお世話になります。

5 部品の差し替えで暴走したときの状態が再現できます。また,手首の部品の出来が見事です。
posted by 五六式 at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | NEW KITS