2022年05月01日

チューリップ50周年記念ツアー 倉敷

一昨年,財津さんと姫野さんのジョイントコンサートが岡山シンフォニーホールで行われるということで,チケットを購入したのですが,コロナのおかげで再度の延期の末に中止になってしまいました。

それ以来,ぴあからチューリップのコンサートのお知らせが来るのですが,富山とか福岡とか仙台とか・・・年金暮らしのおっさんがそんなもんいけるかいっ!

そんな中,山陽放送のTV番組を見ていると,チューリップのコンサートのお知らせが流れてくるではないですか!

おいっ,富山とか福岡とか仙台とかは,何なんだい?しかも,当日まで1週間切ってるし・・・汗・・・。

TULIP TOUR
何とか席が取れました。会場は,倉敷市民会館です。335の人,安部さんが亡くなってもうすぐ8年。メンバー4人とサポート3人(EG KB DS←後半ツインドラムになりました。)での演奏でした。

TULIP TOUR
16:30開場で17:30公演開始でした。指定席なので焦ることもなかったのですが,パンフぐらいは買っておこうと思ったので物販で売り切れになる前にという考えで開場を待つ列に加わりました。

TULIP TOUR
コンサートの撮影は,不可なので写真はここまで。アンペッグのベースアンプやプレシジョンベース,フェンダーのツイード系のギターアンプや2セットのドラムが確認できました。

演奏されたのは,26曲。前半12曲(そのうち終わりの3曲は,アコースティックコーナー)後半9曲。アンコール3曲更にアンコール2曲。当日,コンサート終了時にセットリストは掲示されませんでしたが,メモを取って4月23日のコンサートのセットリストを参照すると,選曲・曲順ともほぼ一致しました(1曲少なかったみたいだけれど,メモの取りのがしかもしれないし・・・。"明日の風"が飛んだかも。)。

はじめの数曲は,財津さんは苦しかったみたいです。PBの音に押されてか,歌詞が聴き取りにくかったし,MCの声も別人のよう。次第に調子が上がったのとPAの調整があったらしいのとで中盤以降は,違和感は消えました。

あらためて聞くと,ヒット曲が多いですね。歌詞カード無しで歌える曲がいっぱいでした。

アンコール曲は,2222年ピクニック(1982年の曲です。)→銀の指輪→私のアイドル→心の旅→魔法の黄色い靴と,怒濤の展開でした。

<ベースギターは・・・>

宮城さんは,チューリップ再結成を特集したTV番組では,ムスタングベースを使っていましたが・・・。

前半と後半で使用したのは,プレシジョンベース。コンサート全体を通してワイルドな味付けを加えています。"ここはどこ"で暴れるサウンドが炸裂。男は,黙ってPBだな・・・。

アコースティックコーナーでヘフナー。

アンコールでは,おそらく,MOONのGROOVE MASTER(ヘッドがOPBでピックアップがPJ)。メインで使われたPBより野蛮なサウンドは抑えられてモダンな印象。
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2019年04月02日

エルトン・ジョン百万ドルのピアノ


NHKのBSで"エルトン・ジョン百万ドルのピアノ"という番組をやっていました。2012年2月のラスベガスでのライブの模様を記録したものです。タイトルにある百万ドルのピアノとは,ヤマハが開発(140万ドルで)した胴に映像が映し出されるピアノ(ブロッサムと命名)のことだそうです。・・・気付かんかった・・・。後で見直すと,おぉっ!!模様が変わっとる・・・。"ダニエル"のイントロを弾いたら,飛行機が飛ぶ動画が映ったりと曲に合わせて自動的にグラフィックが変わる機能もあるそうです。

NHKなので,エルトン・ジョンが,「・・・Thank you for the YAMAHA・・・素晴らしいピアノを作ってくれたヤマハに感謝する。」みたいなことを言っているとき,字幕からしっかり"ヤマハ"を抜いているのにはびっくりしました。他の番組だったら,"ヒュンダイ"や"サムソン"をぼかしを入れずにしっかり表示するのにね。

さて,肝心のエルトン・ジョンの歌ですが・・・,五六式の知っているエルトン・ジョンの歌声じゃないやい!!エルトン・ジョンの歌を初めてラジオで聞いたのが45年ぐらい前だったのでしょうがないか・・・。グレッグ・レイクも晩年はおっさん声だったしね。しかしながら,知っている曲がバンバン出てくるのには感激しました。"Your Song"に"Daniel"に"Rocket Man"に"Good by Yellow Brick Road"にラストは,"Circle of Life"ときた・・・。

この記事のカテゴリーは,"BASS GUITARS"なのでベースの話もちょっと。使用されていたのは,スティングレイの五弦でした。五六式も黒いのを持っているので"Circle of Life"を演れるよ!!コードが変わっても♭Bで刻むところがかっこいいよね!!・・・ということで許しておくれ。
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2014年01月15日

YAMAHA BB-STD

うちのYAMAHA BB-STDです。

BBSTD

BODY=ALDER SOLID
NECK =MAPLE 1pc. Warmoth made
FINGER BOAD=ROSE WOOD
PICKUPS= JB type ×2
BRIDGE = JB tyoe
CONTROLS =2V1T
HARD WARE =GOLD
CLOLR= WH orNATURAL orBLACK etc.

中古品が出ると,あっという間に売れてしまうそうです。

生産完了から10年以上経っているのでそれなりに消耗しています。(一般的に)

うちの個体は,指板が浮いてきてしまいました。

高松市のリペアの業者(ギターリペア ナカムラ (桜 工房)さん)で診てもらい,昨年,やっと復活しました。

音は,JBを太くした感じで満足しています。

色は,・・・ともかく,赤べっ甲のピックガードはなかろ?

茶べっ甲か黒にしたいのですが,正規のアフターパーツや交換部品が無い(修理の場合を除く)ので諦めるか,特注で,ということになります・・・涙・・・。

・・・で,重い!!
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2013年07月19日

IBANEZ ATK805とMUSICMAN STINGRAY5を試奏

人間ドックが思いのほか早く終了したので岡山市の島村楽器に出かけてIBANEZ ATK805とMUSICMAN STINGRAY5を試奏させてもらいました。

Poor Man's STINGRAYと揶揄されることもあるIBANEZのATTACK BASSですが,今度の新型ATK805は,ひと味違っています。PREMIUMシリーズということで,生産は,インドネシアにしてコストを削減しつつ,部品や木材はよいものを使っているのだそうです。渋いつや消しのダークな塗装に木製のピックガードが何となく高級そう・・・。

平原綾香のバックのベースの人もATTACK BASSの5弦を使っているのを見たことがあるので,その実力を確かめようと思いました。

IBANEZ ATK805

カタログの写真やIBANEZのサイトのビデオの画像で見た印象よりも更に「つや消し」という感じです。ピックガードは,つやありにして質感を変えた方がいいかもしれませんね。

本体は,見た目より軽量で,ネックはぶっといです。丸太かと思ったほど・・・。従って,あまり顕著ではありませんが(マシンヘッドはその対策のため,軽量なタイプを採用),ヘッドが下がってきます。バランスとしては,4弦モデル(ATK800)の方がよいのでしょう。5弦の出音は,まあまあ。34インチスケールながら,弦は,裏通しになっており,テンションを稼いでいます。そのためか,音程感が失われていないし,イコライザーのBASSを上げると更によくなります。また,ATACK BASSの特徴の一つであるでっかいブリッジプレートのせいか,サスティーンがすごいことになっています。

ATTACK BASSの一つの売りである3通りのサウンドが選択できるでっかいHBピックアップの出音は,セレクターを切り替えてもがらっと音が変わる印象はありません。中高音の出方が若干違うように思いますが,イコライザーをいじった方が音色が大きく変わります。全体的に音質としては,ちょっと暴れん坊さんの感じです。中級機以上に追加されているJBタイプピックアップの出音もなかなか太くてよいと思います。

次に書く,STINGRAY5と比べると,荒い印象はありますが,このベースは何だか弾いていて楽しい!!丸太みたいなネックを握ってびしびし弾くと,本当に楽しい!!そう思うのは五六式だけかもしれませんが,これが一番の美点だと思います。

MUSICMAN STINGRAY5

島村楽器のYさんが比較のために出してきてくれたのがこの手のベースの本家ともいえるMUSICMAN STINGRAY5です。

何と言ってもお値段がATTACK BASSの3倍強ですからね。

STINGRAYがATTACKより悪いはずがない。

同じ5弦ながらシェイプされた握り易いネックが演奏性を高めています。

3ポジションのピックアップの配線のセレクター (Series / Series + Filter / Parallel),STINGRAYでは,5弦モデルにしかついていません。五六式としては,一番後ろのポジション (Parallel)の音が一番気に入りました。

とにかく出音が上品で,明瞭で,5弦の音も音程感よく聞き取れます。

ただし,きちんと押弦してきちんとピッキングしてやらないと何が何だか分からない音になりました。五六式が下手なだけかもしれませんが・・・。

これ1本あれば,他のフレッテッドのベースはいらない感じ。さすがです。
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2009年02月15日

Phil Jones Bass Ampを導入

大学卒業とともに後輩にBass Amp(ROLAND CB-40)を譲って以来,長年,Bass Ampなしで過ごしてきましたが,とうとうPhil JonesのBrief Case(100W)を入手,手持ちのベースギターをつないでお手並みを拝見しました。

<概略>
小口径のスピーカーを複数,バックロードホーンの箱で鳴らすことにより,低音再生能力を確保しながらレスポンスと高音域の再現性向上をはかるというコンセプトで作られているPhil JonesのBass Ampの中で一番小さいモデルです。出力は100Wではありますが,音圧は大したことはありません。別売りのスピーカーボックスを接続すると100Wのアンプらしい音圧を感じることができるでしょうが,そうすると,購入総額が上位機種のどれよりも高くなってしまう・・・。

JAZZギターやエレクトリックアコースティック楽器の再生にも好適とか・・・。

<音質>
素直でクリアな音です。グラフィックイコライザーやコンプがついていますが,それで劇的に音が変わる訳ではないようです。これらは,あくまでももとの音色の補正を目的としたもの。いい楽器を本来の音色でならすことに主眼が置かれているようです。5弦ベースの最低音も過激にブーストさえしなければきちんと再生します。

<相性>
うちのBassで一番相性が良かったのは,IBANEZのEDB555やFENDER JAPANのPBAC(1980年頃リリースされたホローボディにレースセンサーとピエゾPUを搭載したモデルのフレットレス仕様のPB)でした。

<FENDER JAPAN PBAC フレットレス>

本来のPB用のPUには,トーンコントロールが付いていません。柔らかめの音を出すには,ampのイコライザーをいじるか,ピエゾの方のトーンをしぼって対応するかしなければなりません。ま,PB好きだから,そんなこたぁ,どーでもいいんだけれどね。

<IBANEZ EDA5弦>

同社の同世代のSRシリーズに使われていたハムバッキングPUとモノレールブリッジに仕込まれたピエゾPUの音を自由にブレンドできます。ハムバッキングPUの音を主体にしてピエゾPUの音を加えると生々しい出音になります。ampの位置によって大きく出音が変わるように思います。

<IBANEZ EDB555>

DUNCAN・IBANEZのJBタイプPUを2基装備。本家JBより太めのおちついた雰囲気の出音で好感が持てました。4弦や5弦のローポジションの音程がややシャープ気味かも・・・。

<TUNE TWB-5>

PUの出力が高く,深い低音が出せるものの,音がちょっと暴れ気味。タッチで音色や音量を自在にコントロールできる上級者なら無問題なんだろうけれど・・・

王道の本家FENDERのPBやJBは持っていないので皆さんにはあまり役に立たなかったかな?
posted by 五六式 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | BASS GUITARS